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2019.9.30

Letter from ELLE SHOP

「ブラミンク」のポップアップショップが遂にオープン! おしゃれ好きな大人の女性が夢中になる理由とは?

By 「ブラミンク」ディレクター・チーフデザイナー 吉武 味早子さん

ブランドローンチ以来、コンセプトもシーズンテーマも設けず、タイムレスで高揚感のある服を発信している「ブラミンク」。オンラインではエル・ショップが初となるポップアップショップには、ブランドのベースにあるトラディショナルとクラシックが見事に融合した上質なアイテムが揃います。そこで今回は同ブランドのデザイナー、吉武 味早子さんに服作りへの思いを伺いました。

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2003年の「ドゥロワー」設立からデザインを手掛けていた吉武 味早子さんが2015年に同ブランド退任後、クリエイティブディレクター兼チーフデザイナーとして2016年にスタートした「ブラミンク」。吉武さんの根底にあるのは、消費的なファッションとは一定の距離を保ちながら、「現代を生きる女性に相応しい洋服とは何か」という命題に応えようという、服作りにも、その服をまとう女性たちにも真摯に向き合う姿勢です。

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»コート

»ウールジャケット

»ダンガリーラッフルシャツ

»パンツ

「ブランドの女性像は特に掲げていませんが、流行に流されず、物の価値がわかる、そして自分の意志でなんでも選択できるような女性はやはり素敵です。そんな彼女たちのワードローブに一点投入するとコーディネートが新鮮になる、着ると気分が高揚する服を作りたいんです。お客様の想像を超えた、“なんだか気になる服”を。だから、ベーシックな服はきちんと揃えつつ、プライスが高くなってしまっても絶対素敵と思えるものは毎シーズン作るようにしています」。(吉武さん)

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»ウールトレンチコート

»ワンピース

»リボン付きギャザーブラウス

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»カシミヤのカーディガン

「私の場合、服作りは素材からスタートすることが多いです。パリの生地展でサンプルを見たとき、色や形など作りたい服のイメージが湧いてくる。それを形にしていくのですが、素材、縫製、そしてデザインのすべてがバランスよく揃った服には、どんなにシンプルなものでも隠しきれない上質さというか、オーラがあると思っています。服作りはスタートしてから店頭に並ぶまで1年以上かかるものも多く、トレンドも気分も動いていきます。そんなとき一番大事にしているのは直感です」。(吉武さん)

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»シルクブラウス

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»チェック柄モヘヤシャギースカート

「インスピレーション源は昔の映画や写真集、そしてアート。海外に行く機会があれば必ず美術館巡りをしています。ロンドンのテートモダンやパリのポンピドゥセンター、NYのホイットニー美術館など何度足をはこんでも気分が高まります。昔はモダンアートにそこまで興味なかったのに、今ではすっかり魅了されてしまって。誰が見ても美しい、というものではないところがおもしろい。コレクションから店舗イメージまで、街歩きを含めた海外でのそういった時間が私にとってとても大切です」。(吉武さん)

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»タックドレス

「今シーズンは、大好きな70年代後半のクラシックなスタイルをベースに、サイズ感で今っぽさを表現するようにしています。メインコレクションは、ターコイズとオレンジをキーカラーに。それを受け止めるベーシックな色として、いつもあまり出さない濃い色のブラウンを提案しています。ブラウン×ターコイズやモカ×オレンジという組み合わせも新鮮。また、ウエストマークのベルトを組み合わせたり、トップスをインで着るなど、コーディネートやレイヤードのバランスも重要です」。(吉武さん)

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»タートルニットトップ

»首に巻いたケーブルニットトップ

»ギャザースカート

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»ウールアルパカシャギーコート

ご自身の原点であるトラディショナルマインドを時代の気分とチューニングさせながら、普遍性と高揚感が共存する服を生み出してきました吉武さん。トレンドのレオパード柄のコートやスカート、シンプルで上質なニット、繊細なシルクのブラウス……どのアイテムをとってもディテールまで緻密に計算された精度の高い服づくり、そして、そこにたっぷりと詰まった服への愛情に「ブラミンク」をまとった人から気づくはずです。

»「ブラミンク」すべてのアイテムはこちら

Photo MASAMI NARUO/sept (model),HITOSHI FUJIMAKI/flame (still life)
Styling TAMAO IIDA
Hair KOTARO/sense of humour
Makeup NOBUKO MAEKAWA/perle management
Model MAJA/donna
Realization SHIHO AMANO

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