暮らしを彩る一生もの。北欧の名作「イッタラ・アラビア」人気シリーズガイド

2026.05.08

日々の食卓を、少しだけ特別に変えてくれる北欧のデザイン。フィンランドが生んだ「イッタラ」と「アラビア」は、美しさだけでなく、毎日使い続けたくなる機能性を兼ね備えています。

世界中で愛されるふたつのブランドの代表作をご紹介。北欧食器の第一歩にふさわしい定番から、コレクターも唸る名作まで、その背景にあるストーリーと共に魅力をご紹介します。

ティーマ

イッタラを代表する人気シリーズ「ティーマ」。フィンランドデザイン界の巨匠、カイ・フランクによって生み出されたミニマルなデザインは「必要なのはこれだけ」という彼の哲学をそのまま形にした器です。
シンプルなフォルムは、和洋中どんな料理とも好相性。朝食のトーストから、パスタやデザートまで、毎日の食卓に自然となじみます。オーブンや電子レンジ、食洗機にも対応という実用性も魅力です。豊富なカラーやサイズ展開で、少しずつ買い足す楽しみも。

カルティオ

余計な装飾を省いた北欧らしいミニマムなデザインの「カルティオ」。手に取ったときのしっくりくる重みや、口当たりの良さ、安定感のあるフォルムなど、細かなディテールへの配慮が随所に感じられるグラス。水やソフトドリンクはもちろん、ワインやデザートカップとして使うのもおすすめ。スタッキングした姿まで美しく、キッチンの棚に並べたときに思わず見とれてしまう美しさです。

カステヘルミ

フィンランド語で「朝露」を意味する「カステヘルミ」。その名の通り、朝日をあびてきらめく露の粒をイメージした繊細なデザインです。
光を受け表情を変えるガラスの美しさは、テーブルに置くだけで存在感たっぷり。サラダやフルーツ、ヨーグルトなどを盛り付けて、いつもの料理を華やかな印象に変えて。ガラス素材を生かして、春夏は涼しげに、冬はキャンドルの灯りと合わせてロマンティックに楽しめるのも魅力です。

アイノ・アアルト

1932年に誕生し、イッタラの中でも長い歴史をもつ「アイノ・アアルト」シリーズ。
デザイナー、アイノ・アアルトが湖に広がる水の波紋から着想を得て生み出したデザイン。
リング状のフォルムは美しいだけでなく、滑りにくく持ちやすいという機能性も。
時代を超えて愛される名作デザインは、現代のインテリアと好相性。暮らしのさまざまなシーンに自然となじんで、存在感を発揮します。

パラティッシ

フィンランド語で「楽園」を意味する「パラティッシ」は、アラビアを代表するアイコニックなシリーズ。ダイナミックに描かれたフルーツや花々が、クラシカルでありながらモダンな印象も。一枚あるだけで食卓がぱっと華やぎ、シンプルな料理も格上げしてくれるのがこのシリーズの魅力です。存在感がありながら、日常使いしやすいデザインは長年愛され続けるシリーズの魅力です。

スンヌンタイ

眺めているだけで心が躍るような気持ちになるイエローの花模様が特徴の「スンヌンタイ」。フィンランド語で「日曜日」を意味するこのシリーズは、ゆったりとした休日の空気感を思わせるデザイン。
レトロな雰囲気の花柄は、1970年代の名作デザインを復刻したもの。どこか懐かしくあたたかな様子は、現代の食卓にもなじむ絶妙なバランス。「スンヌンタイ」のシリーズ使いで、明るく楽しいテーブルコーディネートを楽しんで。

24h

「24時間使える器」というコンセプトから生まれた「24h」シリーズ。朝食からディナーまで、どんなシーンにも寄り添ってくれる万能シリーズです。
映画『かもめ食堂』に登場したことで人気が高まった「24h アベック」は、畳目のような模様が特徴です。おにぎりや焼き魚といった和食とも驚くほど相性がよく、日本人には使い勝手がよいシリーズ。
やわらかなフォルムと落ち着いたカラーリングは、毎日使っても飽きのこない究極のスタンダードです。

クロッカス

手書き風の繊細なラインで表現した、クロッカスの花模様が美しいアラビアの人気シリーズ。
大人っぽく洗練されたブラックは、都会的でシックな食卓にぴったり。一方、爽やかなグリーンは、軽やかな雰囲気があり、朝食やブランチシーンに◎。
主張しすぎないデザインなので、手持ちの和食器とも合わせやすいのも魅力です。料理を引き立てながら、テーブルにさりげない北欧らしさを添えてくれる器です。