「ゴブレット（背の低い脚付きのグラス）はドリンクはもちろん、デザートカップとしても使えるので何個もそろえています。最近のお気に入りは『イッケンドルフ』の『TUTU』。バレエの衣装に着想したステム（脚）のデザインがポイントで、何を入れてもまぁかわいい。映えます。10.5cmという高さも高すぎずちょうどいい。週末はこのグラスでミニパフェづくりにハマっています」（by エル・グルメエディター YUKI）

「マットな質感の磁器のお皿は凛とした佇まいに見せてくれるところがお気に入り。写真の『TY Palace』は有田焼の価値を再構築する『1616/arita japan』がパレスホテル東京のために作ったシリーズで、菊の花を思わせるシンプルモダンなデザイン。華美じゃないのに上品に見えます。練り切りのような和菓子のほか洋菓子のケーキやクッキーといった焼き菓子も意外と似合います」(by エル・グルメエディター AYAKO）

「ストックホルムを拠点とするデザインユニット、TAFが手掛けた、やさしいパステルカラーと雲のような形が遊び心たっぷりのプレートです。全体に凹凸がなく、つるんとした仕上がりで、キャロットケーキからドーナツまでアートに見せてくれます。『これがなくちゃ食卓が成り立たない！』というものではないけれど、これがあることで食卓がとても楽しくなります」（by エル・グルメ編集長 KIRIKO）

「薄いグレーはどんなお料理も美しく見せてくれる万能カラーなので、サイズやデザイン違いでいろいろ持っていると重宝します。とりわけこの『TY Round Deep Plate』はシンプルかつ特徴的な縁を持つ辛口なプレート。甘いスイーツとのバランスが良く、スイーツをより引き立たせてくれます」(by 料理家 むらき じゅんさん）

「飲み物はもちろん、ちょっとしたおやつにも使えるのがショートグラス。写真は『里いもとカカオのアイス』を作ったときのもの。アイスの丸さとおいりのまんまるがグラスのフリルに合って、丸いカープがよりかわいくリンクしました。使う側のワザ要らずで、さりげないフリルがかわいく決まる。しかも甘すぎない、というのがうれしい」（by 料理家 宇田川 多眞季さん）

「『ダスホルツ』のウッドボードは、継ぎ目もなく表面がなめらかで、オリーブの木目がとっても綺麗。ハムなどのオードブルはもちろん、お皿の代わりに、スイーツを盛り付けるのもオススメ。今回はグラノーラバーを盛り付けましたが、チョコや、マカロン、マフィンなどのスイーツをカットしたワックスペーパーの上にスイーツをただのせるだけで、メチャクチャSNS映えします。ホールケーキはそのまま上でカットして取り分けできるので、おもてなしでも大活躍です」（by 料理家 竹内 浩恵さん）

「トーマス・アロンソがデザインしたこちらの扇形プレートはデザインと機能面の両方が素敵。4人集まるような席ではくっつけて丸皿のように見せ、さっと各自に皿ごと取って貰え、小分けする手間が省けます。お皿が割と小さいので、プチフールやミニャルディーズ（小菓子）、ショコラ、ナッツやドライフルーツ、カットしたチーズやサラミを数種類載せるのがおすすめ。大きくてもカヌレ、マカロン、マドレーヌ、フィナンシェぐらいで、一緒にのせるスイーツに大小変化をつけるとかわいらしく見えると思います」（by 料理家 権藤 由子さん）