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食卓で作り、料理する時間も楽しむ。 「HEGE」が目指す“インスタントガストロノミー”とは?

2025.06.02

これまでにない、調理と食事のシームレスな体験を叶えるアルミ製のテーブルウェアに注目。

 

直火調理が可能なアルミ製のテーブルウェア「HEGE(ヘゲ)」。実はこのブランドの生みの親はスキンケアライフスタイルブランド「OSAJI」のディレクターでもある茂田正和さん。なぜ、皮膚科学のプロである茂田さんがテーブルウェアを開発するに至ったのか、そしてなぜ、食卓での調理にこだわったのか? その背景にある思いをインタビュー。

おいしい食事で養生することが、健やかな肌にもつながる

小学校低学年の頃から料理をしていたという茂田さんにとって、料理はライフワーク。化粧品の仕事に携わるようになってからも、自身の中で“食”の重要性はますます大きくなっていったそう。 「皮膚の一番上にある表皮は異物の侵入を防ぐために存在しています。一方、シワやたるみは表皮より下で起こっている問題。化粧品を上から与えても、真皮のバリア膜を壊さないと届かないので、そこは化粧品の限界だと感じます。一方、食事は食べたものが分解され吸収されて、毛細血管を通じてコラーゲンを生み出す材料になります。美容の問題を解決するためにも、食事はとても大切なのです」 食事シーンを楽しむ提案も化粧品を作る目的も、茂田さんを突き動かすのは、困っている人に楽しんでもらいたい、喜んでほしいという想い。 そんな原動力から、2023年には料理する時間も楽しくするテーブルウェア「HEGE」を発表、さらに2024年には体の中から美しくなるレシピ集『食べる美容』(主婦と生活社)も出版している。

「HEGE」ひとつで食卓で仕上がる料理、それがインスタントガストロノミー

多くの人にとって食べることは本来楽しいこと。楽しみながら美容にもプラスになり、養生ができないか。茂田さんが直火調理可能な「HEGE」を開発した背景には、「どうしたら食べることと作ることをもっと楽しめるだろうか?」という問いがあった。 「みんな『体にいいものを食べよう』と言いますが、手間をかけなくても体にいいものは作れるということを伝えたかった。HEGEひとつで完結する料理をインスタントガストロノミーと名付け、ワンパンで10分という簡単さなのに体にも優しいよね、洗い物や片付けも簡単でいいよね、と言うカルチャーを作りたかったんです。貧乏学生が鍋ひとつを食卓で食べているシーンってよくありますよね。それをもっと優雅でエモーショナルなものにしたいという思いでデザインしました」 もうひとつ、茂田さんが解決したかったのが、料理する人が一人キッチンに取り残されるという問題。これは長年自ら料理をしてきたからこその発想だ。 「多くの家庭ではお母さん一人がキッチンで料理を作り、片付けも一人ですよね。だから、HEGEを食卓に置き、みんなで作って、みんな片付けるというスタイル提案をすることで、一人が取り残されて犠牲になることをなくしたい。テーブルで作って食べることができれば、作っている時間も夕食の時間として楽しめると思うのです」 食卓で調理に使え、そのまま食器として使える「HEGE」は、材料さえテーブルに揃えてしまえば食べる人みんなで食卓で調理ができてしまう。

熱伝導性がいい、アルミの特性を活かした「HEGE」の活用術とは?

アルミという素材は、熱伝導率の高さが最大の特徴。お湯を沸かせばすぐに沸き、氷水の上におけば器自体があっという間にキンキンに冷える。その特性を活かすことで時短での調理が可能になる。 「HEGE」を開発し、定期的に料理教室を開催するなど使いこなしてきた茂田さんおすすめの料理のひとつは、ペンネなどのショートパスタ。トマトソースをHEGEで作り、水分が多めに残っているうちにショートパスタを加えて茹でていく。アルミは水分蒸発も早いので、水分が程よく飛んでパスタが茹で上がる頃にはソースもいい具合に煮詰まるという。 「ベランダでカセットコンロを出して、一緒に食べる相手と調理しながらビールを飲みつつ、ペンネをつまむ。そんな余暇を楽しむためにHEGEを使ってくれたらうれしいですね。HEGEのインスタグラムではこうしたレシピをたくさん紹介しているので、料理が好きじゃないという人にこそ、手軽に絶品料理が完成することを体験してほしいと願っています」 もうひとつ、「HEGE」の強みが発揮されるのが「酢飯」。 「土鍋はごはんがしっとり炊き上がりますが、熱伝導率が高いHEGEの鍋ならパラッと炊けます。そこに寿司酢をかけて混ぜるとちょうどいい感じに水分が蒸発してくれます。すぐに冷めてくれるのでそのまま食卓に置いて手巻き寿司にしてもいいし。ちらし寿司にしてもいい。特徴が引き立つ使い方です。ジャスミンライスやバスマティライスなどパラっと炊きたいお米との相性もいいですよ」 茂田さんが「HEGE」のデザインを考える上でこだわったのは、料理を盛り付けた時の美しさ。あくまでも鍋ではなく直火にかけられる器なので、取手をつけないことにもこだわったという。 これまでにない調理と食事のシームレスな体験を叶える「HEGE」。ひとつ取り入れれば、きっと日々の食をとりまく思い込みや常識がガラリと変わるはずだ。

Φ250直火鍋(木蓋付き)セット

2~3人で囲む料理に最適なサイズのHEGE。約2合までの白米が炊ける。木蓋は手で持ちやすい大きめな持ち手のついたΦ250直火鍋にぴったりのサイズ。アルミ製の器と一緒に使うことで、鍋の中の温度を一定に保ち、食材にもムラなくしっかり火が通る。

Φ214直火リムボウル

こちらは少し小ぶりで一人用にも、二人用の調理まで使えるサイズ。調理だけでなく、盛り皿としても活躍。

釜浅商店×HEGE 和せいろ+Φ176直火リムボウル

「釜浅商店」とHEGEのWネームアイテム
上質な調理道具を作り続ける人気ブランド「釜浅商店」 × HEGEのWネームのミニ和せいろ 15cm にぴったりのΦ176直火ボウルとのセット。一緒に使えば、一人用の焼売や肉まんなどの点心や温野菜、蒸かし芋など蒸し調理を愉しめます。Φ176直火リムボウルと使うことで、蒸し調理にも、一人用の調理も、器としても使っていただけます。

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