毎日のごはんをごちそうに。食卓を格上げする、とっておきの和食器

2026.10.23

いつもの家庭料理も、こだわりの器に盛り付けるだけで、まるで割烹のような洗練された一皿へ。料理の色を美しく引き立てる艶やかな器から、手仕事の温もりを感じる漆の椀、モダンな食卓に映えるデザインまで、日本の器には日常を豊かにしてくれる魅力が詰まっています。毎日の食卓を鮮やかに彩る、注目の器を紹介します。

ガラスのような艶と深みが美しい「ぎやまん陶」

大正10年創業の美濃焼の窯元「カネコ小兵製陶所」が手がける「ぎやまん陶」。ガラスのような艶のある透明感と、漆器を思わせる深みのある色合いが魅力です。
放射線状に広がる立体的なラインが美しい陰影を生み出し、料理をぐっと引き立て上品な華やかさをプラス。和食はもちろん、パスタやサラダ、フルーツやスイーツなどを盛りつけても相性がよく、幅広い料理に活躍します。電子レンジや食洗器にも対応し、毎日気兼ねなく使えるのも魅力です。

思わず両手で包み込みたくなる、上質な漆の椀

福井県鯖江の自然豊かな山あいの工房で作られる土直漆器の漆の椀。丁寧なものづくりから生まれる漆の椀は、外側と内側の仕上げ具合を変える細やかさも。木の質感をほのかに残した、やさしい触感の外側と、盛り付けた料理や汁物が美しく引き立つよう、内側には木地が透けない程度に漆を厚めに塗り重ねています。カラーは、凛とした姿と印象的な陰影が魅力の「黒漆」と、食卓にぬくもりを添えてくれる「古代朱」の2色が揃います。漆椀は、熱い汁物を注いでも熱がやさしく伝わり、口当たりも滑らか。使い続けることで艶が増し、変化していく表情も楽しみのひとつ。毎日の食事に寄り添う、長く愛用したい一生ものの器です。

いつもの丼ものを格上げする「ミノ ドンブリ」

1300年以上の歴史を誇る美濃焼の産地で、現代の暮らしになじむ丼の魅力を提案する「ミノ ドンブリ」。
蓋付のクラシカルなデザインや、高台が高くすっきりとしたモダンなフォルム、職人が一点一点手作業で描く絵付けからうまれる温かみと味わいが魅力です。親子丼や海鮮丼などのご飯ものはもちろん、温かなうどんやそばといった麺料理も、器にこだわるだけでいつもとは違った雰囲気に変わります。日々の食事にはもちろん、おもてなしの席にも取り入れたくなる器です。

自由な発想で料理を引き立てる「2016/」の器

有田焼の創業400年の歴史と技術を継承するグローバルブランドの「2016/」。世界で活躍するデザイナーたちの斬新な感性を融合させ、現代の暮らしに合ったスタイリッシュなデザインのテーブルウェアを展開しています。
デザインユニット「BIG-GAME」によるプレートは、無駄を削ぎ落としたミニマルな機能美とスタッキング性の高さが魅力。食材を盛り付けたときの余白で洗練度もアップ。
「Christian Haas」のボウルは、流れるようなゆるやかなカーブが美しい器。器の底面が3点の支点でホールドされるこだわりのデザイン。軽やかな印象で、サラダや副菜、フルーツなど和洋問わず使えます。
「Kirstie van Noort」のプレートは、有田の陶石や土が持つ自然な風合いを活かした素朴で温かな質感が特徴です。
異なるデザインを組み合わせたり、お気に入りの一枚を主役にしたりと、自分らしいテーブルコーディネートを楽しんで。

究極のシンプル「1616 / アリタジャパン」のTYシリーズ

日本の伝統的な磁器づくりを、現代の暮らしに合うシンプルなデザインへとつなぐ「1616 / アリタジャパン」。「TYシリーズ」は、マットな質感とグレイッシュな白磁の美しさが高く評価されている器です。磁器製のため、硬質で吸水性が高く、マットで滑らかな質感が特徴。このシリーズは、伝統的な要素とモダンな要素のどちらも兼ねて、使い手の工夫次第で上品にもカジュアルにも自在に変化することがポイント。
繊細な見た目に反して、電子レンジや食洗機はもちろん、オーブンまで使えるタフさも。朝のトーストからディナーのメイン料理まで、思わず毎日手に取りたくなる器です。

食卓に手仕事の風合いを「ムスタキビ」の器

マリメッコで長年デザイナーとして活躍した石本藤雄さんがプロデュースする、愛媛県拠点のライフスタイルブランド「ムスタキビ」。北欧のエッセンスと、日本の手仕事や素材などを融合したアイテムは、素朴さのなかにも洗練された雰囲気が感じられます。
フィンランド語でボウルを意味する「KULHO」は、やさしい丸みと美しいカラーが魅力です。総菜やスープ、デザートにもぴったり。
フィンランド語で、地平線、水平線を意味する「HORISONTTI」は直線的なラインが、料理を際立たせてくれます。
「ONNEA」のゴブレットは、飲み物はもちろん、前菜を盛り付けても◎。上品な雰囲気なので、ゲストを迎えるシーンにも活躍。