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ファッション通販【ELLE SHOP】 エル・ショップ

彫刻家のアトリエをイメージした「フラマ」の新しいハンドケアシリーズ

2025.03.13

クリエイティブディレクター、ニルス・ストライヤー・クリストファーセンにインタビュー。

コペンハーゲン発のライフスタイルブランド「フラマ」。2つの新しい香りのハンドウォッシュとハンドローション、ハンドクリームが新登場。

19世紀創業の元薬局から生まれたコレクション

2011年に家具や照明などインテリアからスタートしたデザインスタジオ「フラマ」。2016年には“St. Pauls Apothecary Collection”と名付けたフレグランスとスキンケアのコレクションが発表されました。コペンハーゲンでストアを構えた場所が1878年創業の元薬局「St. Pauls Apotek」であったことから、木製のキャビネットや天井の装飾が当時のまま残るその空間にインスピレーションを得て生まれたシリーズです。「香りもブランドの世界を体現するもののひとつ。木や金属にも匂いがあるように、香りは空間を構成する要素。一緒に食事をしたり、話したりすることと同様に、香りも人と共有する感覚や体験の大切な要素です」とニルス。ファーストコレクションから8年が経った2024年、2つの香りがハンドウォッシュとハンドローション、ハンドクリームに加わりました。

彫刻家のアトリエに着想を得た2つの香り

コペンハーゲンファッションウィーク期間中に「スカルプチャーガーデン」というコンセプトで彫刻家のアトリエをイメージしたインスタレーションとともに発表されたのは、“Escalier(エスカリエ)” と“Columnae (コルムナエ)”の2つの香りのハンドウォッシュとハンドローション、ハンドクリームです。 「普段から私たちはアーティストやアーティストの創造が生まれる空間にインスパイアされています。今回は彫刻家のアトリエをイメージし、“コルムナエ”は柱、“エスカリエ”は螺旋階段を意味するネーミングです。この2つ建築的な要素は、彫刻的でもあり、アーティスト自身が信じたものを創り続ける、献身や信念に対するオマージュも込められています」 “エスカリエ”はキャロットシード、カルダモン、ベチバー、ブラッドオレンジ、“コルムナエ”はベチバー、ブラックペッパー、ビターオレンジ、トゥヤをそれぞれキーノートに構成しています。 「螺旋を描き上昇するようなインスピレーションに満ちた“エスカリエ”とムスクやフローラルが優美な“コルムナエ”、新作はどちらもスパイシーでエキゾチック。兄弟姉妹のような存在で、共通点もありながら個性的です。とても表現力があるフレグランスに仕上がっています。私はハンドクリームを持ち歩いて使っていますが、手首まわりにつけるだけでも十分香りが楽しめるんですよ」

これからも広がる“ハンドカルチャー”の世界

ガラスのボトルに入ったハンドウォッシュやローションは、バスルームのカウンタートップを美しく彩るだけでなく、リフィルをしてずっと使うことを前提に作られたもの。「これからもハンドケアアイテムのコレクションを充実させていく予定で、2~3年のうちにフレグランスも増やしていこうと考えているんです。私たちは“ハンドカルチャー”と呼んでいるのですが、手にまつわる日常の習慣を、いろいろな文化から取り入れていきたいと思っています」

「フラマ」の「St. Pauls Apothecary Collection」

「フラマ」の「St. Pauls Apothecary Collection」はこれからもその世界を広げ、手を洗う、ハンドローションやクリームを塗るといった日常の習慣を、香りとともに新たな体験へと変えていきます。

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