バイヤーが熱くプッシュする実力派東京ブランドの予約会を開催！ シーズンを追うごとに完売アイテムが増加中の「アキラ ナカ」、「ウジョー」、「チノ」の新作をいち早くキープするチャンス。バイヤーのおすすめアイテムや注目ポイントも合わせてお伝えします。
「いまもっとも勢いのある東京ブランドのひとつ、『アキラ ナカ』。前シーズンはエル・ショップでも完売アイテムが続出しました。プレフォールのテーマは“装いにおける主張”。主張性（デザイン性）と成熟したマチュアな印象を備えたリュクスなオリジナル素材と、デイリークローズながらカジュアルになりすぎないスタイリングの提案が秀逸。ブランドを代表する1日に8mしか織れないジャカードを使ったアイテムも必見です。メインコレクションは“無国籍なエレガンス”がテーマ。さまざまな国を感じさせるデザインのミックススタイルが楽しめます。エキゾチックな刺しゅうや大胆なパール使い、得意とするニットの新作に注目を」（担当バイヤー／以下同）
「これまでに培ってきたテーラーリングの技術をベースに、既存の服に対するパターンに新たな可能性と価値を融合させたという今季の『ウジョー』。服の作りはあくまで美しく、丁寧に“壊し”の要素を加えています。テーラードのコートやジャケットをカットオフして開きから別布を覗かせたり、チェックやファーといった旬の素材を使って得意の流れるようなシルエットやスポーツテイストをミックスしたりと、“崩しの美学”がいきるコレクション。おすすめはショーでも目を引いた2種類のチェック素材。マニッシュな印象になりがちなチェックも、フェミニンな色使いをチョイス。素材の選び方からもデザイナーのセンスが感じられます」
「『チノ』のプレフォールのキーはチェック柄。タータンチェックの定番、ブラックウォッチから着想を得たオリジナルのチェック生地をはじめ、チェックを思わせるカラーバランスやロンドンを彷彿させるマニッシュなディテールが特徴です。いち押しはチェスターコートやPコートなど、肩幅をコンパクトにせず、あえてジャストサイズで仕上げたアウター類。メインコレクションは“two-sided”がキーワード。ボタンを掛け違えたときのような違和感のあるシルエット、前後の身頃で異なるカッティング、最先端の中綿素材など、“いつも”と“いつもと異なる点”の二面性にフォーカス。そのほか、ゴブラン織りなど『チノ』初登場となる素材も要注目」
