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ファッション通販【ELLE SHOP】 エル・ショップ

EDITOR'S CLOSET

2019.10.04 UP

“着るショール”の誕生秘話!

今回は 「ロゥタス」 の秋冬物の中で最も人気があるカシミヤショールジレをご紹介します。
ショールは肩にかけたり首に巻き付けたりするものですが、 「ロゥタス」 のカシミヤショールは、“着る”ことができます。このアイテムは、「ロゥタス」のレザーウエアの防寒ライナーとして誕生したもので、以前はレザーとセットで販売していました。「ロゥタス」 のレザーは1枚仕立てという、他にはないオリジナリティーがあるので、そこは崩したくないというデザイナーの思いがあります。そのため、秋冬物のレザーには、カシミヤで作った防寒ライナーが付いていました。それから徐々にお客さまから防寒ライナーだけでも欲しいという声が多くなってきたので、ライナーだけでもきちんと服として成り立つようなアイテムを制作することになったのです。ブランドのコンセプトにもある「何かにプラス」して新しいアイテムを生み出すということは容易ではありませんでしたが、ある時、デザイナーが偶然にもカシミヤのショールを羽織ったままレザーカーディガンを着た時、ショールという“巻く”だけの単純なアイテムから、“着る”という発想が生まれました。着るためにはアームホールが必要で、ホールの位置や長さを決める時も、どんな体形でもストレスなく着られるデザインにするために、みんなで協力してデザインをしました。私も強い思い入れがありますね。
“着るショール”は素材にもこだわりを持ちました。
尾州産地の職人さんの手でしなやかに織られた100%カシミヤの生地を使い、140cmという通常の倍の幅で織り上げています。この生地があるため、ショールでありながら服のような存在感と暖かさを兼ね備えたアイテムがデザインできたのです。レザーカーディガンのライナーとしてはもちろん、カーディガンの上からも重ねることもでき、ストールとして首周りに巻き付けるのもOKです。いろいろとコーディネートができるのが便利との声が多く、いまでは秋冬には欠かせな万能アイテムとしてラインアップされるようになりました。今シーズンも秋の立ち上がりから、全国的に人気のアイテムです。秋冬の新定番として、みなさまのクローゼットにぜひこの“着るショール”をプラスしてみてはいかがでしょうか。
※モデルの身長:165cm 着用サイズ:ショールS、ジャケット38、パンツ38。

RIE

RIEのプロフィール

石塚理恵 RIE ISHIZUKA
「ロゥタス」 生産管理チームの中心的スタッフ。
デザイナーとは旧知の仲で学生時代から交流があり、付き合いが長いのでデザイナーとの連携もバッチリ。
趣味はサーフィン。

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