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ファッション通販【ELLE SHOP】 エル・ショップ

FAR EAST RHYSM(極東のリズム)

2021年プレフォールコレクション

“RHYSM(リズム)”と聞くと音楽に結びつけがちですが、描画にも色彩にも重量感にもバランス感にもリズムは存在しています。わたしたちの周りに何気なく存在しいている様々な日本のリズムは、西洋化された生活空間において、わたしたちの受け継いだ美学の素晴らしさを思い起こさせてくれます。あえてずらされた布、柔らかい折り目による曖昧な規則性など、和装においてこれらの美意識はさまざまな方法で表現されています。日本人でこそ知りうる本質、起源をモダンにして現代に表現提案をしたコレクションです。

>>Lada ジオメトリックパネルベルトドレス
“うつろい、ほころび、かすれ、にじみ”“たたみ、結び”。日本人の感性と文化ならでは表現できるバランス。今シーズンのインスピレーション源のひとつ「着物」。帯の“折れ目、平面を結ぶ”という視点に着目し、左右非対称にデザインされた新しいウエストラインのドレスです。大胆な配色のカラーブロッキングもポイントです。

>>TP パネルベルトドレス
―受容の美学
建築においても無造作に配置された支柱で新しいバランスを構成する方法にも、日本特有のリズムがあると考えています。こちらは、日本家屋で多く使われていた支柱の梁(ハリ)や木のカーブのそのままの自然を受け入れて、イレギュラーなピッチの美しさを表現したデザインドレス。楊柳のシフォンドットと異素材で切り替えています。新しいグラフィックのリズムを楽しんでください。

>>Yuliya ラッププルオーバー
―オリジナルグラフィック
浮世絵に見られるオブジェクトの配置や、独創的なかすれ感を表現したグラデーションによって、リズムの構成にもその独創性は遺憾なく発揮されています。今シーズンのオリジナルグラフィックは、浮世絵の“絞り”からインスピレーションを受けて描かれたイレギュラードット。全てのドットがアトリエで一つ一つ手書きされています。

>>Dana グラフィックニットドレス
>>Dana グラフィックニットプルオーバー
>>Wanda ピンタックスカート
浮世絵の要素を演出した“かすれ”もポイントです。浮世絵に描かれていた花柄をインターシャで表現。クラシックな柄をモダンに落とし込んだニットワンピースとプルオーバー。裾にタフタ生地をあしらうことで、歩いた時の所作を演出しています。タフタのタックもイレギュラーなピッチであることで、軽やかに見せます。

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