伝統文化と技術を背景に、しなやかな静と動が流れるコレクション

日本古来の染料として広く使われてきた炭。
炭染めは木炭を粉砕して染料として使用して生地を染める技法。
炭染め特有のムラ感と表面感など、通常の染めでは再現できない唯一無二感が特徴のテーラードジャケットとミニスカート。生地に余分な力をかけずに仕上げている為、ランダムなシワ感とドライタッチを感じられ、日本古来の染料である墨の味わいを楽しめる一枚に。

自然豊かな繊維のまちで沢山の色を生み出してきた岡山県児島の浦上染料店にて、昔ながらの紀州備長炭を使用した製品染め。一点一点、釜に手作業で吊るし、グラデーションに染め上げている。手作業による絶妙なムラ感と味が存在感のある１枚に。

ギマ加工をした綿とノイルシルクと和紙を撚糸したオリジナルの糸。ノイルシルクは質感が高く、日本ならではの和紙を混紡することで独特な風合いの仕上げに。
　
華奢な肩ひもが女性らしい抜け感のあるロングドレスは、シルクパンツとのレイヤードで上質感のある着こなしのスタイリングに。カジュアルでありながら女性らしい雰囲気の1枚。
　
肩が落ちゆったりとしたプルオーバーは、丸みのある長めの袖が優しいニュアンスに。日本の素材ならではの独特なタッチが引き立つシンプルなシルエット。