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ファッション通販【ELLE SHOP】 エル・ショップ
25ans ヴァンサンカン 2022.06.08

6月8日は世界海洋デー。海について考えよう。

『25ans』とTAOさんがコラボしたアップサイクルプロジェクトによるバッグに注目!

「世界海洋デー(World Oceans Day)」は、2008年に国連によって制定されました。
今日は、私たちが海について考える日です。海は地球上の70%を占め、地球上の生物にとって大切な存在です。
しかし、海も多くの環境問題を抱えています。廃棄されたゴミが海に流れ込み、海の環境だけでなく、海洋生物にも大きな影響を与えている現状があります。
そんな海洋ゴミ問題の大きな割合を占める"流失漁網"。美しく豊かな海をまもっていくために、この漁網をリサイクルしたい! 
そんな思いから作られた生地を使い、『25ans』とモデル・女優のTAOさんがコラボバッグを発表しました。誕生までのストーリーをぜひチェックしてみてください。

回収された漁網の山とTAOさん。
漁網は日本を含め世界中の漁業で使用されているだけに、使われなくなる量も大量です。環境省の調査によると、日本に漂着する海洋ごみの6割近くが漁具とのこと。国内でも、漁網は年間約6,000トンが生産され、使用済みのものは、焼却か、埋め立てられるものがほとんどなのだとか。マイクロプラスチック化したり、海の生物の命を脅かす存在として、問題になっているため、日本でも漁網を再利用する取り組みがスタートしています。

北海道・厚岸界隈では、刺し網漁で使われる網が多く集まります。写真に写っているのは近隣の漁港から集められた2カ月ほどの分で、10mほどの山になっています。集めた漁網は、乾燥させて塩気を抜き、洗って、ごみや付属品を取るという手間のかかる分別を行います。塩気のある網は焼却時に炉を傷め、CO2も排出するので、回収して生まれ変わらせる循環のフローが大切です。

リサイクル工場に運ばれた漁網は、細かく粉砕された後、260度以上の高温で溶解、濾過され、ペレットというプラスチックの粒になります。その粒を糸に加工し、ナイロンの生地を作ります。それが今回のバッグの素材です。廃漁網のペレットを25%使って、バージンのナイロン素材と合わせて紡糸し、生地に織り上げています。

生地に織りあげられた漁網は、兵庫県豊岡市でいよいよバッグになります。豊岡は、さかのぼること奈良時代からバッグを作り続けてきた地域。このエリアのバッグ会社は組合を作り、情報交換をしながら技術を高め、「豊岡ブランド」を築いてきました。海外メゾンのOEMのほか、再生素材やいち早くビーガンレザーも導入。アップサイクルに欠かせない、最先端のテクノロジーと誠実なものづくりの環境が整っています。

そして、ついに完成したバッグたち。海の生き物へのオマージュである「しっぽ」がデザインのポイントです。TaleとTailをかけて「テイル・オブ・ザ・シー」と名付けました。漁網を25%再利用したナイロンでできている他、TAOさんの思いから、バッグのハンドルは、サボテンを使ったビーガンレザーを使用しています。金属パーツも最低限にし、極力シンプルな仕上がりを目指してデザインされています。デザインPCも入るワーキングトート、クロスボディバッグ、ミニバッグです。

「テイル・オブ・ザ・シー」の売り上げの一部は、海洋問題に取り組む社団法人アライアンス・フォー・ザ・ブルーに寄付され、国内のアマモ保全に役立てられます。アマモは海草の一種で、その群生地を魚たちが住みかとし、そこでえさを食べたり、産卵場所にもしている、豊かな海になくてはならないものです。このバッグを手に取ることで、アマモ場の育成をサポートすることができます。

TAO
モデル、女優。14歳でモデルデビュー後、各コレクションのランウエイを席巻、ラグジュアリーブ
ランドのグローバルキャンペーンで活躍する。女優としての活動を行う一方で、ポッドキャスト「エメラルド・プ
ラクティシズ」で環境をはじめとした社会問題を発信中。現在はLA在住。

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