この記事は2025.12.1の メールマガジン に掲載されました。
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ホリデーシーズンに、凛とした美しさを宿すジュエリーを。宝飾職人の精緻な技術を、独創的な世界観とラグジュアリーなムードで昇華する「アヤミ ジュエリー」、金属アレルギーへの配慮と環境へのやさしさを兼ね備えた「サラース」から、2つのブランドをミックスした特別なスタイリングをご紹介します。両ブランドのデザイナー宗形あやみさんの着用例とともにチェックして。
「ジュエリーをデザインするときも、日々の装いを選ぶときも、いつも大切にしているのは“心が上向くかどうか”。過剰ではなく、さりげなく。自分だけが感じる高揚と心地よさがそこにあるかを見つめています。ミニマルなフープピアスは、いつだってスタイルを整えてくれる存在。こだわった丸みと、流れるような艶やかなライン。顔まわりに凛とした光を宿し、そっと自信を添えてくれます。ヘアはタイトに、Vネックでシンプルに。控えめなサイズでも、上質な地金の質感が“静かな余裕”を語ります。日常にさりげなく寄り添い、心まで満たしてくれる存在に」。
「手元に存在感を添える、静かに際立つバングル。重ねて楽しむのも良いけれど、この冬はひとつで上質をまといたい気分。袖口から覗くたび、上品にきらめきます。ネックレスは、メタルもパヴェも日常にすっとなじむサイズ。デニムやカジュアルなジャケットと合わせて、素材のコントラストまで楽しみたい。仕草のひとつひとつを美しく見せる、とぎすまされたミニマリズムです」。
「存在感のあるチェーンネックレスでありながら、驚くほどすっとなじむ一品。ていねいに仕立てた丸みと、繊細な石留めが、シンプルにも個性的なスタイルにも自然に寄り添います。柔らかなニットやシルクシャツなどと合わせて、素材の温度感まで楽しんで。ひとつひとつのパーツの立体感が装いに奥行きを出し、トレンドにとどまらない、長く心を満たす高揚をもたらします」。
「プレートイヤーカフとコインペンダントの潔いフォルムが映す、光と影のコントラスト。それは、静かなラグジュアリーの象徴でもあります。シャープでありながら、肌に寄り添うやわらかさを宿したデザインが、どんなスタイルにも落ち着きのある佇まいをプラス。動くたびにそっと揺れ、ささやかな輝きを放つ…日常に、凛とした余白を添えてくれます」。
「最後にご紹介するのは、木々や花々の生命の宿からインスパイアされたネックレスとピアス。“質”をまとうように肌へと溶け込み、近づいた瞬間に、その精緻な美しさが際立ちます。デコルテの余白にそっと置くだけで生まれる、静かなときめき。装う人の生き方までも照らす、クワイエットな輝きです」。