この記事は2023.9.1の メールマガジン に掲載されました。
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一気に秋のおしゃれへと駆け出しなくなるこの時期。『エル・ジャポン』掲載エル・ショップのブック・イン・ブックでは、おなじみの人気ブランドから今季デビューの話題ブランドまで、個性豊かなラインナップを一挙ご紹介しています。今回は、そのなかで特に注目のアイテムをバイヤーが解説!
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【ADER.bijoux / アデル ビジュー】
「18世紀のヨーロッパで流行したスチールをダイヤ状にカットして、ひと粒ずつ溶接で繋いでいく技術“カットスチール”。そんなカットスチールを真鍮で製作したキャッチーなブローチがエル・ショップ限定で登場しました。艶めくゴールドカラーにひと粒パールがポイント。今年トレンドのブローチをニットの襟やストール、バッグにつけて楽しんで」。
【Room no.8 BLACK / ルームエイト】
「ボディラインを拾わないドライタッチな素材が人気のニットワンピースにNEWモデルが登場。シーズンレスで使えるさらっとした肌触りで、ロングスパンで活躍するのもうれしいポイント。夏から秋へとシフトするシーズン、ウールのニットではまだ暑い時期にまさにぴったり。スカーフを使った旬のクラシックスタイルがイージーに手に入ります。眼鏡にジャケットやチャンキーなカーディガンを羽織って、GOOD GIRLなイメージでスタリングしたい」。
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【Col Pierrot / コル ピエロ】
「たっぷりとしたオーバーサイズが女性らしさを引き立てるMA-1ブルゾン。カジュアルになりすぎない色味と艶っぽい金具使いが大人の普段着に取り入れやすいです。薄手でありながら暖かさは保てるよう、吟味を重ねた中綿の厚みがこだわりポイント。エル・ショップ別注色としてダークネイビーの生地をセレクト。どんな方でもミリタリーテイストにトライしやすいカラーです。厚手のニットも着られるサイズ感で、秋~春先までロングシーズン重宝するアイテム」。
「個人的にヘビロテアイテムの条件は、“素敵に見えて楽ちん”であること。それを体現しているのが「コル ピエロ」のパンツです。裾リブに入ったスリットが美脚効果をアップし、イージーウエストでシワになりにくいのもうれしいポイント。歩きやすい「オッフェン」のシューズとともに、私的スタメンです。「ルール ロジェット」のブルゾンは、クチュール感あふれる仕立てがお見事。「クチュール ド アダム」のフォトTは大好評につき追加生産が決定した、モードラバーのマストハブアイテムです」。
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【PIPPICHIC / ピッピシック】
「毎シーズン、エル・ショップ限定アイテムを仕込んでいる「ピッピシック」。今回は7cmヒールの新作バックストラップパンプスをボルドーカラーでリクエスト。少しブラウンがかった洗練された色味が個人的にお気に入りです。ブラックやブラウンよりもおしゃれ度が高く、意外とどんなコーディネートにもマッチ。ソールにはラバー素材を使用していて、実用度も高いです」。
【LUDLOW / ラドロー】
「『ラドロー』の代表作といっても過言ではないロングセラーアイテム“グレープハンドルトートバッグ”をツイード素材で別注オーダー。グレーのボディ×ブラックハンドルという落ち着いたモノトーンカラーのため、スタイリングを選ばず、デイリーユースにぴったりです。PCやA4がすっぽり収まる大容量サイズも◎」。
【A VACATION / ア ヴァケーション】
「今シーズンは久しぶりにベルトが気分。きれい目のパンツやデニムはもちろん、ワンピースやジャケットのウエストマークにと、さまざまなスタイリングに取り入れたいと思っています。エル・ショップでも人気のバッグブランド「ア ヴァケーション」からも、ベルトコレクションが初登場。ベーシックなものも良いけれど、こんな遊び心のあるバックルデザインなら、コーディネートのアクセントになること間違いなし」。
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【KANAKO SAKAI / カナコ サカイ】
「デザイナー本人も「凄いものができてしまった……と感激した」というほどの、アートピースのような特別なドレス。私も展示会で見たときに「これはオーダーしなくてはならない」と思い、少々お値段は高いですが展開することを決めました。北陸産地の福井県で織られている、パイルの長さが7mmの毛足の長いベルベット素材に、藍染の産地である徳島県(にアトリエを構えるWatanabe's)にて、一点一点職人の手作業による藍の絞り染めで染められています。クラッシュベロアならではの光の乱反射に藍染めの深い青が加わり、海のような美しさと力強さが感じられるアイテムに仕上がっています」。
【TELMA / テルマ】
「「ドリス・ヴァン・ノッテン」で修行を積んだ、デザイナー中島 輝道氏のデザインが存分に発揮された、今シーズンを象徴するアイテム。鮮やかなオリジナルプリントは、舞踏会の装飾的な刺繍や羽根飾りが動きに合わせて舞う社交ダンスの情景を、動きのあるカスリ風の花柄で表現したもの。それをキルティングのブルゾンに落とし込むというセンスに共感しました。コーディネートの主役としてはもちろん、意外といろいろなアイテムとマッチする“使える”アイテムだと思います」。
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【OLD ENGLAND / オールド イングランド】
「元「サード マガジン」の祐宗 摩稚子さんをディレクター兼デザイナーに迎え、セレクトショップとしたリブランディングした「オールド イングランド」が9月の直営店のオープンに先駆け、エル・ショップ先行オープン! ダッフルコートやトレンチなど、「オールド イングランド」のブリティッシュテイスト薫るシグネチャーアイテムに加え、より大人の女性に寄り添う上質なコレクションは今季見逃せません」。
【SZ Blockprints / エスゼット ブロックプリント】
「『エスゼット ブロックプリント』の人気アイテム、リバーシブルキルティングベストにエル・ショップ別注モデルが登場! オールシーズン着まわせる清涼感のある大柄のポピープリントにキッチュなピンク×ブルーのストライプ柄をセレクトしました。カットソーに合わせてさらっと羽織ってもよし、秋になったらアウターにインして柄をチラ見せしてもよし。コーディネートのアクセントとして楽しんで」。
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【MIZUNO×LANVIN en Bleu / ミズノ×ランバン オン ブルー】
「ミズノの人気モデル“MR1”をベースに「ランバン オン ブルー」らしいエッセンスをふんだんに取り入れたコラボスニーカーは、“ドレスに合うスニーカーをつくりたい”という着想のもと、クラシックなレザーシューズを彷彿させるエレガントなデザインに」。
【nagonstans / ナゴンスタンス】
「この秋のマストハブアイテム筆頭の“ライトアウター”。おすすめは、アシンメトリーのディテールがユニークでこなれ感たっぷりの「ナゴンスタンス」の中綿ジャケット。アームホールが大きめに設計されているので、中に厚手のニットを着込むこともできます」。
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【GLOBE TROTTER×ADORE / グローブ・トロッター×アドーア】
「イギリスの工房で職人が手づくりするこだわりのスーツケースが人気の「グローブ・トロッター」と「アドーア」のコラボアイテムは要チェック! 頑丈で小回りが利くミディアムチェックインは、1週間程度の旅行にぴったり。内装には、「アドーア」創立当初にアイコンとなったオリジナルプリントを。インテリアとしても雰囲気のある佇まいなので、旅行に使わないときはオフシーズンの洋服をしまったり、ストールや手袋などの雑貨品をしまうケースとしても◎」。
【THIRD MAGAZINE / サードマガジン】
「コーディネートのアクセントにもなりそうなダウンショールがエル・ショップ別注カラーで登場。上品な光沢感としなやかなタッチで、保温性も◎。ポケット付きで使い勝手がよく、生地と同系色の“THIRD MAGAZINE”のロゴ刺繍もポイントです」。
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