2022.9.2

ずっと愛用したい鉄板アイテムを総覧！『エル・ジャポン』掲載アイテムを解説

By　エル・ショップ　バイヤー

NEWシーズンのおしゃれアイテムがそろう今の時期こそ、タイムレスに使える名品に出会えるチャンス！　8月26日（金）発売の『エル・ジャポン』掲載、エル・ショップのブック・イン・ブックでは、人気ブランドの上質バッグから、女心をくすぐるパンプス、美シルエットのジャケットやデニムまで、ワードローブに欠かせないベーシックアイテムをずらりご紹介中。今回はそのとっておきのラインナップを、バイヤーがさらに詳しく解説します。

★ASAMI

【ジャンヴィト ロッシ / Gianvito Rossi】
「エレガントで洗練されたデザインと、確かな職人技が光る「ジャンヴィト ロッシ」のシューズ。なかでも、パンプスの美しさには定評があり、ワードローブに一足は持っておきたいといわれています。今シーズンはアイコニックなGRモチーフのバックルがポイントのTストラップパンプスをセレクト。華奢なストラップが足元を美しく見せてくれるうえ、5cmのミドルヒールなので歩きやすさも◎。艶のあるパテント素材でオケージョンシーンにも活躍！」

【ステラ マッカートニー / STELLA McCARTNEY】
「“Falabella”に並ぶアイコンバッグ“Stella Logo”シリーズの中でも、使い勝手の良さで特に人気の高いトートバッグ。13インチのノートPCが収まる容量に、間口は開閉しやすいマグネット式、さらに肩がけ可能なショルダーストラップとミニポーチが付いて、お仕事バッグにも最適！　まるで本革のような質感でありながら、ステラのポリシーであるアニマルフリー（ヴィーガン）レザーを使用している点もポイントです」。

【ジョシュア エリス / Joshua Ellis】
「エル・ショップでもオープン当初より長く買いつけしている「ジョシュア エリス」のカシミヤストール。英国テキスタイルメーカーのなかでも古い歴史を持ち、最高級の素材を提供しているブランドです。チェック柄のストールが代表的なアイテムで、特筆すべきはその洗練されたカラーリング。スタイリングイメージや、巻いたときのバランスまで考えつくされ、デザインされた色・柄は他のストールブランドとは一線を画します。今シーズンは昨年から人気のダブルフェイスシリーズのバリエーションが充実。裏が無地になっているので、コーディネートの幅が広がりますよ」。

★TOMOYUKI

【メゾン マルジェラ / Maison Margiela】
「“Glam Slam”は、4年前に発売された“5AC”に続く「メゾン マルジェラ」のアイコンバッグです。時代が追いついてきたのか、ここにきて“Glam Slam”人気が急上昇中！　2023年春夏の展示会でもバリエーションが一気に増えました。雲のように柔らかく吸いつくようなナッパレザー、イタリア職人の手作業によるキルティングのクオリティはラグジュアリーそのもの。これさえを持っていれば、おしゃれグループの仲間入り！」

【シンゾーン / Shinzone】
「毎シーズンヒットボトムを展開している「シンゾーン」にあって、ここ数シーズン人気を集め、新しく定番アイテムの仲間入りをした“CHRYSLER”パンツ。古着屋で見つけたような懐かしさとゆるさがある2タックパンツです。ていねいにつくるため、シーズンの生産数に限りがあり、今は工場の生産が追いつかないほどの人気ぶり。それでこのお値段はお得そのもの！ ホームクリーニングが可能というのもポイントですね。ブラックは今シーズン初登場のカラーです」。

【マディソンブルー / MADISONBLUE】
「2014年にわずかシャツ6型でスタートした「マディソンブルー」。デビューコレクションからずっと売れ続けているモデルが、この“HAMPTON”シャツです。メンズライクなオーバーサイズが特徴で、大人が着るとこなれ感が出るアイテムです。着こなしのポイントは腕まくり。袖には「マディソンブルー」を表す“B”刺繍が入っているので、これを見せるようにするのがマストですよ」。

★SATOSHI

【スリードッツ / three dots】
「「スリードッツ」の定番ロングTシャツ“ALEX”。今シーズンは素材がオーガニックコットンになってリニューアル。従来の定番Tシャツと同じ厚み、かつ型崩れしづらい生地を採用することで、より安心できる着心地に。毎シーズン愛される定番だからこそ、オーガニック素材に置きかえることでサステナビリティにもこだわっています。コンパクトなショルダーとスリーブ、ゆるやかにボディラインを包むウエスト、だらしなくなりづらいフィット感のある裾など、体のラインを美しく見せる計算されたデザインはそのまま！　ベーシックに重宝する4色展開なのでぜひチェックを」。

★HARUMI

【エイトン / ATON】
「肌当たりがソフトで心地よく、ついつい気持ちよく着られるものに手が伸びてしまいます。この「エイトン」のセーターもそのひとつ。心地よさの理由は、繊細なカシミヤをホールガーメントで編み立てたファーカシミヤのおかげ。「エイトン」のファー加工は、きれいな雪解け水の中で、泳がせることで美しい染色と起毛を実現します。素材そのものもこれまで使用してきたカシミヤから、より長い期間で着られる薄く繊細なカシミヤ糸へと変更。気太りせず、着用時の美しさ、心地良さも改良されているので、ぜひ手にとって体感していただきたいです」。

【エネイ / ENEY】
「海外で大注目され、日本でも徐々に知名度があがっているラボグロウンダイヤモンド。鉱山を採掘せずラボで生み出される、サステナブルな合成石です。その輝きは天然ダイヤモンドにまったく引けを取らず、小ぶりな石でも存在感ある美しさに驚きます。ダイヤモンドというタイムレスなジュエリーだからこそ、コンサバすぎない少しエッジの効いたデザインをチョイスしたいですね」。

★YUKO

【ハンロ / HANRO】
「長く愛され続けている「ハンロ」のノンワイヤーブラ。モダンクラシックな総レースで仕上げられていて、透け感がセンシュアルさをプラスしています。カップは裏打ちのないレースの一枚仕立てで、軽くソフトなつけ心地。デイリーのお出かけからお部屋でのひとときまでを快適に彩ります。おそろいのショーツも、アウターに響きにくい総レースタイプ。セットアップがおすすめです」。

★YUKA

【ビリティス・ディセッタン / Bilitis dix-sept ans】
「卒入園などの行事ごとにぴったりな「ビリティス・ディセッタン」のセットアップをご紹介。ジャケットはややコンパクトめのサイズ感。お袖のほどよいパフが甘過ぎず、ビリティスらしさのポイントです。ワンピースは洗練されたシンプルでエレガントなデザインを追求。取り外し可能なリボンベルトで、こちらもブランドならではの可憐さを感じさせます。カラーはダークネイビーとブラックの2色展開。他にもタイトスカート、サスペンダーパンツ、ビッグラペルジャケットをご用意。お好きな組み合わせを楽しんで」。

「「ビリティス・ディセッタン」で定番人気のチュチュスカートはレオパード柄に注目！　しなやかな落ち感で広がりすぎず、従来より耐久性のあるチュールを使用しています。ウエストゴム仕様ではき心地も抜群。シンプルなトップス合わせでスタイリングがきまる、シーズンレスで愛用できるアイテムです。」

★NAO

【カナダグース / CANADA GOOSE】
「昨秋より取り扱いを開始した「カナダグース」。タウン兼アウトドアのスペックを備えながら、エレガントな雰囲気を漂わせるロング丈が特に人気です。こちらは、強風や小雨を防ぐ、リサイクルナイロンを100％使用した超軽量ロング丈コート“ROXBORO”。ゆったりとした膝下丈のデザインで、サイドのジッパーを調整すると動きやすさと通気性を確保します。リフレクターディテールや背中についたストラップをはじめ、激しい環境下で必要とされる機能性を備えており、予測不可能な天候下でも快適な着心地。都会でのエフォートレスな着こなしにもぴったり」。

【エブール / ebure】
「「エブール」の名品といえる紺ブレジャケット。ドライタッチながら、適度に柔らかくしなやかな素材感が特徴のウール素材です。さらりとした軽さがあるため、ウールでも長いシーズン楽しめますよ。甘さを抑えたり、カジュアルにきちんと感をプラスしたり、シンプルコーデを格上げしたりと、あらゆるシーンで着回し自在。袖を通しても肩掛けしても、絶妙な存在感を放ちます。ベーシックアイテムとして不動の人気があるのもうなずけるはず！」

Photo TAKESHI TAKAGI/signo
Styling SATOKO TAKEBUCHI
Hair HORI/be natural
Makeup TAMAYO YAMAMOTO
Model SOFIA/west management
Realization SHIHO AMANO