2022.3.4

この春、ポジティブな気持ちになれるおしゃれを！『エル・ジャポン』掲載アイテムを解説

By　エル・ショップ　バイヤー

春のおしゃれ気分が加速するこの時期に、ぜひチェックしたいのが2月26日（土）発売の『エル・ジャポン』掲載、エル・ショップのブック・イン・ブック。今すぐ使えるライトなアウターから旬のアクセントに最適なバッグ＆シューズ、話題のブランドとのコラボアイテムまで、こだわりのセレクションでお届けしています。今回は、その注目アイテムをバイヤー陣が徹底解説！　ワードローブをフレッシュに盛り上げる、最旬ウェア＆アクセサリーをチェックして。

★TOMOYUKI
【シンゾーン / Shinzone】
「今シーズン外せないのは、なんといってもカラーアイテム。「シンゾーン」の定番ボトムである“TOMBOYパンツ”にも、トレンドのグリーンが新色として登場しました。ウエストのツータックがポイントになった、ゆったりとした新しいシルエットが特徴的。上下ともリラックスしたコーディネートはもちろん、トップスをインしてメリハリのある着こなしを楽しむのも素敵です。コットンポリエステル生地を使用しているので、お手軽ケアができるのも人気の理由！」

【マーレット / Marlette】
「ファーストシーズンから登場する、「マーレット」の代名詞でもあるティアードドレス“ソリマン”。デザイナーが「ドラマチックで取り扱いしやすく、簡単に着られるものを」と、考え抜いて生み出したデザインは、何度もティアードのボリューム感を変える実験を繰り返しながら、半年間かけて作られました。この人気モデルに、今シーズンは、シャンブレー素材を使用したモデルが仲間入り。爽やかな色合いと優しい素材感がなんとも上品で、クリーンなスタイルを演出してくれます。ワンピースとしてもチュニックとしても着用できますよ」。

★YUKA
【アミカキッズ / AMICA・kids】
「こちらは、紫外線から肌を守ってくれる「アミカキッズ」の別注ブラウス。たっぷりあしらったギャザーが贅沢なシルエットをつくり出し、膨らみのある袖は袖位置を調整してお好みにアレンジできます。パールボタンをあしらうことで、ぐっとフェミニンな印象に。スカートでもパンツでも合わせやすく、シーズンレスで使えて機能的！　大人と子ども（6歳-11歳）用をご用意しています。子ども用は長く愛用いただけるデザインのため、すぐにサイズアウトしてしまう心配もありません。どちらもブラックとホワイトの2色展開」。

【ソワメム / SOI-MeME】
「人気ブランド「マリリンムーン」から誕生した「ソワメム」は、上質・モード感・ヌケ感・ビンテージ感をキーワードにしたリラックススタイルが今の気分にぴったり。この鮮やかな草木染めのグラデーションが美しいドレスは、オーガニックコットンを100％使用したナチュラルな素材感が魅力です。ビリジアングリーンは、マンゴーとインディゴの葉で染色。EC限定カラーのコーラルピンクは、マホガニーとセチャンの木で染め上げています。シャーリングをあしらったふんわりシルエットは、体のラインを拾わない快適な着心地。前後どちらを前にしても着ることができます」。

【ボーダーズ アット バルコニー / BORDERS at BALCONY】
「「ボーダーズ アット バルコニー」初のカゴバッグも要チェック。「軽くて質が良く、仕事やミニ旅行、お買い物など、さまざまなデイリーシーンで使えるものを」という思いで誕生したこのアイテム。ひとつひとつ手編みで仕上げられており、柔らかく耐久性のある天然のシーグラスが使うほどに風合いを増していきます。レザーポケットとボーダー生地のリボンがデザインポイント。大き目タイプは、たっぷりサイズ×短めのレザーハンドルがかわいい、夏のお出かけに最適な逸品。ミニサイズはショルダーバッグにもなる2WAY仕様で、どんなシーンにも映えます」。

★HARUMI
【ハーヴェル スタジオ / HAVEL studio】
「もはやシーズントレンドというより、定番アイテムとなったMA-1。この「ハーヴェル スタジオ」の一着は、ミリタリー色を控えめにし、落ち着いたペールトーンのライトオリーブカラーで大人っぽく上品に昇華しています。表に撥水加工を施したソフトな形態安定のポリエステルツイルに、裏側は肌触りの良いコットンを採用。この肉厚と軽い風合いのダブルフェイス素材が、ワンランク上のMA-1を生み出しているのです。メンズのユーティリティブルゾンのディテールをミニマルにし、左前のダブルジップ仕立てや、長めの裄丈、ビッグなフォルムでユニセックスな仕上がりに。そこに上品な光沢感、立体感あるフォルムが、ラグジュアリーなムードをプラスしています」。

【リト ストラクチャー / rito structure】
「使用済みペットボトルを原料としたポリエステル糸をスポンディッシュに編みあげた構築的シルエットのニットパンツ。ニットでコンフォータブルなのに、ハリのある素材が生かされたストレートラインは、ニットパンツとは思えないほど美しいシルエット！　ドライタッチな素材感はラフさがありながらきれい見えが叶い、なおかつどんなスタリングにも自在にマッチします。春先はブルゾンやジャケット、ブラウスなどで少し抜け感をプラスしたスタイリングが気分ですね」。

Photo:HITOSHI FUJIMAKI

★TAKASHI
【ザンケッティ / ZANCHETTI】
「春のおしゃれは、軽快感のあるバッグ使いがカギ。そこでぜひ注目していただきたいのが、「ザンケッティ」の中でも人気の高い“ゼータ クロスボディ”の「カオス」別注バージョン。長方形のコンパクトなボディに、ゴールドの留め具が印象的なミニショルダーバッグです。ゴールドのチェーンベルトが別注ポイント。「カオス」のウェアとも相性が良く、ワードローブの主力として活躍してくれそう」。

【プルミエアロンディスモン / 1er Arrondissement】
「自分らしいライフスタイルを楽しむ大人の女性のためのブランド「プルミエアロンディスモン」からは、リネン素材のチェック柄ジャケット＆パンツをピックアップ。リネン生地の質感とテーラードのディテール、ワイドパンツのほどよい抜け感が絶妙なバランスで、セットアップとしてはもちろん、単品でも雰囲気が出ます。誌面掲載のスタイリングレッスンもぜひ参考にしてみてくださいね」。

★YUICHI
【ヤヌーク / YANUK】
「今シーズンはデニムトレンドが再燃！　なかでもこなれ感たっぷりに着こなせるのが、この「ヤヌーク」のボーイズストレートデニムです。大胆な色褪せとダメージ加工、そしてほどよくゆとりのあるシルエットが、はき慣れたようなデニム上級者のおしゃれを実現。股上深めのデザインは、スタイルアップ効果も高いです。「ヤヌーク」のベーシックなデニムの中で丈が一番長いので、身長が高い方にもおすすめです」。

「「スタニングルアー」で人気のスプリングリバーコートに、新しいスタイルが登場しました。すっきりとしたショート丈は、ジャケット感覚でさらりと羽織れる万能なデザインです。着る人を選ばないミニマルなディテールのため、さまざまなコーディネートで活躍すること間違いなし！　軽さも魅力的なアイテムです」。

Photo:HITOSHI FUJIMAKI

★YUKO
【ハンロ / HANRO】
「私がインナーを選ぶとき、真っ先に手に取るのが「ハンロ」の“コットンシームレス”のキャミソール。体にしっとりとなじみ、とても着心地が良いからです。何度もお洗濯をしていますが、そのなめらかさはずっと変わることがなく、まさに“タイムレス”な名品だと実感しています。この春には、取り外しが可能なパッド付きの“コットンシームレス”ブラキャミも発売！　綿100％の身生地にシルケット加工を施すことで光沢感を出したこのアイテムは、サイドや裾部分に縫い目がないため、アウターにひびきにくいのもうれしいポイントです。定番の黒に加え、爽やかなライトブルーもおすすめですよ」。

「オーガニックコットンの先駆者「プリスティン」。布ナプキンが生まれたきっかけは、1995年1月17日に発生した阪神・淡路大震災でのこと。「災害時用のナプキンをつくってほしい」というある女性のひと言だったそうです。この“布ナプキン ホルダー＆パッド”は、ふわふわとしたタッチの、軽い日用におすすめのアイテム。パッド中心部分の二重の吸水シートが立体的に体にフィットしながら、オーガニックコットン製のかわいいストレッチレースが楽な着脱も叶えています。洗濯をしてくり返し使用できるため、ゴミが出ず、女性の体はもちろん地球にとっても優しいアイテムです。ぜひ一度トライしてみてくださいね」。

★ASAMI
【ジェイダブリュー アンダーソン / JW ANDERSON】
「アクセサリーバイヤーの私からは、今シーズン新たに展開をスタートしたシューズ＆バッグブランドと、渾身の別注アイテムを厳選してご紹介。まずは、イギリス発ブランド「JW アンダーソン」のシューズコレクションから。デザイナーは、現在「ロエベ」のクリエイティブ・ディレクターを務めていることでもおなじみですよね。エル・ショップでは世界的にも人気が高いチェーンシリーズのシューズを中心に買い付け。その名のとおり、大きなチェーンモチーフが存在感抜群！　アートにも造詣が深いジョナサンならではの遊び心のあるデザインは、これ一足でスタイリングが完成する主役級のオーラを放っています。アッパーに中綿が入っていたり、インソールがフットベッド仕様だったりと、履きやすさを兼ね備えていることもポイントです」。

【ヘリュー / NHEREU】
「続いてご紹介するのは、スペイン発のレザーグッズブランド「ヘリュー」。スペインはレザーワークが得意なファクトリーが多いことで知られていますが、「ヘリュー」もまさにそんなブランドのひとつ。レザー編みやメッシュ、カットワークなど、職人技が光るディテールがありつつも、クラフト感はまったくなく、都会的で洗練されたデザインが買い付けの決め手でした。エル・ショップでは初めてのお取り扱いなので、まずはブランドのアイコニックなモデルを中心にセレクト。こちらのバッグ2型もベストセラーのアイテムたち。上質なレザーバッグはベーシックカラーを選んでおくと、飽きずに長く使えるはず。シューズのコレクションもぜひチェックを」。

【ラドロー / LUDLOW】
「エル・ショップ限定アイテムからは、「ラドロー」のメッシュトートをピックアップ！　通常のコレクションではもう展開していないアイテムなのですが、とにかく人気が高かったので、デザイナーに相談して今シーズンもスペシャルなデザインをつくっていただきました。これまではメッセージ入りバージョンだったものを、今回は3Dモチーフのエンブレムデザインにアップデート。“Coffee Break”という名前のとおり、立体的なコーヒーマグにビジューを散りばめて「ラドロー」らしい仕上がりに。どんな装いにも合わせやすく、大人っぽいイメージにしたかったので、カラーはベージュとネイビーの2カラーにしています。エル・ショップでしか手に入らないアイテムなので、どうぞお見逃しなく！」

※『エル・ジャポン』掲載モデル写真
Photo MASAYA TANAKA/tron
Styling MIKA NAGASAWA
Hair SHINGO SHIBATA/eight peace
Makeup KIE KIYOHARA/beauty direction
Model NELL/bravo
Realization SHIHO AMANO
Cooperation COMPARTMENT.