2021.1.9

心地よさをラグジュアリーに昇華した「ザ・リラクス」のNEWコレクションがお目見え

By　「ザ・リラクス」デザイナー　倉橋 直実さん

まだまだ寒さが厳しいものの、年が明けると新しいシーズンのおしゃれに心が動きますよね。エル・ショップにも2021年春夏コレクションが続々到着しています。なかでも、今回ご紹介する「ザ・リラクス」は、軽やかさやリラックス感を求める今の気分にぴったりなアイテムが充実。シャツ地のカフタンやウエストゴムのスラックスなど、心地よく着られるのにきちんと感もあって、リモート会議などのニュースタンダードなビジネスシーンにも最適です。「ザ・リラクス」デザイナーの倉橋 直実さんの解説を参考に、早速チェックして。

「今季のテーマは“RELUX”。緊張感を緩め、ゆとりのある仕立てにシフトさせることで、コンフォートさを演出する一方で、ブランドの軸となる素材使いによってラグジュアリーさを表現しました。上質な素材へのこだわりはもちろんのこと、合成繊維にも多彩な機能を加えて新たな価値をプラス。現代ならではのリュクスなウェアを提案しています。また、素材の特性を利用しながら空気を含んだような立体感を形成するパターン設計も、今季のデザインの大切な軸となっています」。

「エプロンをデザインベースにしたドレスで、今回の新型の中でとても反響が大きかったアイテムです。大きなバスト寸でゆとりを持たせ、裾回りもダイナミックに広げることで、女性がきれいに見えることを意識しました。素材は、表面が綿のようなポリエステルですが、天然素材にはない空気を感じさせるような軽さ・立体感があります。そして、合繊ならではのイージーケアも他に並びのない素材である理由。シワになりにくく立体感のあるシルエットを保ち続けられます。長めの着丈、光沢のあるメタル使いによって、決して子どもっぽくならないドレスです」。

「今シーズン、「ザ・リラクス」初のバッグコレクションを発表しました。第一弾のシリーズとして、ミニマルかつ最小容量にデザインしたアイテムを展開しています。素材のPOLYCA SYNTHETIC LEATHER は、革の役割に替わるラグジュアリーなファブリックとして、バッグコレクションのために開発。とても軽くてしなやかな質感ながら、非常に高い耐久性を兼ね備えています。こちらはヘルメットバッグというミリタリーが原型となるもの。無駄な装飾を省き、ミニマルなバッグにアップデートさせています」。

「カフタンドレスをイメージしたこのワンピースは、フィンクスという上質なエジプトコットンのしっかりとした肉感のシャツ地で仕立てています。バスト寸・裾幅をダイナミックな寸法にし、体から離れるシルエットで軽さを演出。裾はサイドに向かってカーブしており、着用すると立体感が感じられます。胸元できらりと光る環とボタン、歩くたびに揺れる共生地で作ったコードもアクセントに」。

「「ザ・リラクス」定番のウエストイージー型のスラックスに、待望のスリムシルエットが登場しました。素材はブランドでおなじみのハリのあるウールギャバを使用しており、シルエットの保形成は抜群です。膝下は細身で非常にすっきりとしたシルエットながら、ウエストはゴム入りでタックも入っており、コンフォートなはき心地。通常のスラックスと比較してもきまりすぎない魅力があります」。

「こちらは、軽さとハリ感を併せ持つシャツのようなロングコートです。素材は、見た目やタッチが綿に近い、とても軽いスパンポリエステルを使用。ナチュラルなリラックス感がありながら、シワになりにくくアイロンいらずでイージーケアができるという、とても優秀な機能性素材です。レザーバックルを使用したベルトが、高級感をプラス。また、後ろのベントにつくボタンを取り外すと、ダイナミックな分量感になります。空気を含むようなシルエットは非常にラグジュアリーな雰囲気ですよ。春先から使える、今季おすすめのライトアウターです」。

「袖がダイナミックに広がるハイネックのブラウスです。カラーは今季の「ザ・リラクス」のキーカラーであるエクリュ色。今までの「ザ・リラクス」にはなかった生成りのホワイトで、柔らかく自然になじむ色味です。折り返しのハイネックは、しっかりとした厚みとボリュームに高級感が。取り外しできるタイはフロントにバックにと、流す方向をアレンジできます。素材は、春夏シーズンに適したさらっとしたタッチと、ブラウスに適したドレープ性を両立した素材。シワになりにくい加工を施しているので、きれいな落ち感をキープできます」。

「ザ・リラクス」 2021春夏コレクション動画（YouTube）はこちら。オンライン配信による無観客ショーは必見です。