2020.11.22

真のラグジュアリーを肌で感じる。セレブに愛されるアンダーウェアブランド「ハンロ」がお目見え。

By　「ハンロ」MD担当　福田 彩菜さん

創業135年以上の歴史をもつスイス発祥のアンダーウェアブランド「ハンロ」が、エル・ショップに初登場。“The luxury of simplicity －シンプルという贅沢”というテーマのもと作られるアイテムは、高い品質と洗練されたデザイン、そして身につけた瞬間感じられる肌触りのよさが魅力です。今回はそのものづくりのこだわりと代表作の数々を、「ハンロ」MD担当　福田 彩菜さんがご案内します。

「「ハンロ」は1884年、スイスの北西部・リースタールにて創業。エレガントでモダンなニットウェア作りを目指した創業者、Albert HANdschinとCarl ROnusのふたりの名前を組み合わせ、「HANRO」と命名されました。積み重ねてきた経験と技術を糧に、上質でシンプルなデザインのインナーウェアを生産。肌を甘やかしてしまいそうなほどの品質と着心地のよさは、各国の王室やセレブリティからも愛されています。世に送りだした数多くの商品は今や定番となり、欧米を中心に約50ヵ国で展開。誕生から135年を超える今も、創業者の思いを受け継ぎつつ、ニットウェアのパイオニアとして、時代に呼応する豊かな製品を作り続けています」。

「商品のほとんどをヨーロッパで生産しています。素肌で実感できる品質のよさは、確かな目で原料を選び抜くことから始まり、生地は80％をオーストリアの自社工場で作っています。工場とオフィスは隣接しており、歩いて行き来できる近さ。デザイナーや品質担当者と密に連携できるので、生地のクオリティを管理できるというメリットがあります」。

「まずご紹介するのは、1985年の発売以来、変わらぬデザインと上質さを提供し続けるブランドのこだわりの象徴といえる代表商品。“シームレス”という名前の通り、サイドや裾に縫い目がないため、肌あたりがやさしく、アウターの邪魔をしません。生地にはシルケット加工（糸や生地を薬剤で処理し、シルク生地のようなツヤとしなやかさを持たせた加工）を施すことで、柔らかく、光沢のある風合いに。シンプルなデザインの中に、絶妙なデコルテラインや華奢なサテンストラップといったディテールの美しさが光ります」。

「シームレスシリーズには同じ生地のタンクトップタイプも。ヘルシーで品の良いカッティングと、ネックラインのサテンパイピングが落ち着いた印象を与えます。ボディに寄り添うフォルム、しなやかな素材感も、着心地のよさを実現」。

「こちらは、ストレッチ素材と独自のパターンで、快適なつけ心地と美しいシルエットを追求した定番のブラキャミソール。胸もとのカッティングが美しく、シンプルかつスタイリッシュなデザインなので、あえて透け感のあるアウターに合わせたり、大胆にジャケットの下に一枚で着たりしても、ヘルシーに楽しめます。ワイヤー入りのほどよいサポート感も人気の理由。ワードローブにあると重宝するアイテムです」。

「コットン100％のリブ編み素材に繊細なジャカードレースをあしらったインナーは、デイリーにフェミニンなムードを取り込めるアイテム。今の季節ならざっくりとしたセーターやカーディガンに合わせて、こなれ感のあるレイヤードルックを楽しめます。レースのラグジュアリーな存在感が装いをクラスアップ」。

「インポートブランドならではのこだわりを感じさせるのが、エレガントなレースを贅沢に用いた、一枚レース仕立てのノンワイヤーブラ。素肌の上でレースの繊細さが際立ち、デコルテを美しく演出します。軽やかなつけ心地なので、リラックスタイムにもおすすめ。おそろいのショーツはアウターにひびきにくいのもうれしいポイントです」。

「昨今、“サステナビリティ”というワードをよく耳にしますが、「ハンロ」にとって、サステナビリティは単なるトレンドやマーケティング活動の一環ではありません。サステナビリティは常に体現されてきた伝統であり、ブランドのDNAの一部。それによって培われたプレミアムな品質、時代を超えて愛されるデザイン、ユニークな素材が、コレクションの核となっているのです。そうして、長く愛用してもらえる製品＝サステナブルな製品が生み出されています。また、シンプルなデザインの中に施される刺繍やレース、糸などもヨーロッパ各国から調達。 選りすぐりの上質な素材で編んだニットウェアを身につければ、素材のやわらかさと軽さ・快適さにきっと驚くはずです。「ハンロ」は、そんな“ハイクオリティ”を身にまとう高揚をそっと教えてくれます」。