2020.10.27

スタイリッシュなモノトーンを女性らしく。スタイリスト小山田さんが提案する「エジック」の秋冬アイテム。

By 「エジック」ディレクター　小山田 早織さん

“境界線をひく”をコンセプトに、白と黒を中心としたアイテムを展開する「エジック」。上質でミニマルな印象を感じさせながらも、ライフスタイルに寄り添うシンプルなデザインで、女性の等身大の美しさと憧れを提案しています。今回はその魅力的なウェアを、同ブランドのクリエイティブディレクターであり、エル・スタイルインサイダーとしても活動するスタイリスト小山田 早織さんがご紹介。ルックの着こなし例とともにチェックして。

「コーディネートを引き締めてくれて、品のよいスタイルにまで高めてくれるジャケット。そんなジャケットを颯爽とまとう女性は、いくつになっても憧れであり、私のスタイルでも大切にしているアイテムのひとつです。そのため、「エジック」では種類豊富に展開。特に女性らしくきれいに着られる形にこだわり、全体のシルエットから襟の形まで検討に検討を重ねて、スタイルアップが叶う自信作に仕上げました」。

「まずは「エジック」を代表する、ハンサム＆正統派なダブルジャケットをご紹介。秋冬の気候に適したほどよい肉感の生地は、さらりとしていて、ニットの毛などがつきにくい抜群の使い心地です。マニッシュなイメージのダブルジャケットですが、襟を小さめに作ることで着やすいデザインに。総柄のブラウスやTシャツ＋デニムなど、カジュアル度の高い服に重ねるだけで、品のよさがプラスでき、一着あるととても便利ですよ」。

「メンズライクなヘリンボン素材を用いたジャケットは、ハリのある生地感によって、スタイルにシャープな印象を取り込めます。小柄な人でも着やすいコンパクトな形は、ボディラインにフィットするシルエット。着丈が短めのデザインなので、パンツにもスカートにも合わせやすく、幅広いスタイリングが楽しめます。抜け感を出すなら、インナーにTシャツを選ぶのがおすすめです」。

「「エジック」が提案する秋冬ワードローブの軸となる2タイプのニットも要チェックです。大人の定番服としてマストハブなダークカラーのニット。ベーシックだからこそ、ちょっとしたデザイン性があるものを取り入れることで、ぐっとおしゃれ度がアップして見えます。たくさんのニットを見て触れてきたスタイリストの経験を生かして、着丈から厚みまで、ベストなものを追求しました」。

「こちらのニットは、しなやかな太糸でゆるく編んだ編み地が特徴。やさしい肌当たりが心地よく、シーズンを通してヘビロテすること間違いなしです。背中側がボタン開きになっているので、前後逆にし、カーディガンとしても着用可能。気分やシーンに合わせて、アレンジする楽しみがあります」。

「このニットはとにかく着心地がいいので、チクチクしにくいニットをお探しの方にぜひ試していただきたい一着。長めの着丈のため、さっと着るだけでさまになり、こなれた装いを実現します。前後逆にして着用すればカーディガンとしても活躍。軽い羽織として、秋冬はもちろん、春先まで長く楽しめます」。

「このニットは、シンプルな装いでも単調に見えない、ふわふわとした質感が特徴。チャコールグレーなら、ブラックほど重くならずにクールな表情をキープできます。お腹やおしりをカバーする適度なボリュームと着丈にもこだわり、身幅をゆったり目に仕上げることで、リラックス感と上品さを両立。きれい目なテーパードパンツやスカートを合わせれば、きちんとしたシーンにも最適ですよ」。