2020.10.24

どこから見ても美しい服。装う楽しみが詰まった「エブール」のNEWコレクションに注目！

By 「エブール」PR担当　中田 諭希子さん

“さらに人生を楽しむ服、女性に生まれて良かったと思える服”をコンセプトに、10型のコートからスタートしたブランド「エブール」。今季は、アウターから始まったブランドならではのハイクオリティなコートをはじめ、カシミヤニットやウールのマキシワンピなどが登場しています。身にまとったときに、その人が一層美しく見えるシルエットや素材にこだわったアイテムは、秋冬のマストハブになること間違いなし。同ブランドのPR担当、中田 諭希子さんによる解説を参考に、魅力的なコレクションをチェックして。

「今シーズンのテーマは、“BARRAGAN”。建築家、ルイス・バラガンの建築や哲学的思想にインスピレーションを受け、“凛とした佇まい、静けさを感じる服、袖を通したときにほっと安息を得ることができる服、喜びを表現できる服、光と影、陰影をまとう服”をキーワードにしています。グレーやベージュなどの優しく包容力のあるニュアンスカラーをベースに、ブルーやピンクといった差し色もプラス。秋を迎え、冬の訪れが待ち遠しくなるような、ほっと安息感に包まれる一着を展開しています。本格的な冬に向けて、お気に入りのアイテムを見つけてください」。

「まずご紹介するのは、鮮やかながら、品のあるニュアンスブルーが目を引くアルパカシャギーコート。毛足が長く、光沢感のある生地をたっぷりと使うことで、ゆったりとしたシルエットに包み込まれるような贅沢な着心地を実現しました。インナーには、裾に寄せたボリューム感のあるギャザーがドラマティックなワンピースを。華やかな女性らしさが漂うスタイリングは、ホリデーシーズンにもぴったりです」。

「ヘリンボーン組織を表に、無地を裏地にし、一枚に縫い合わせたリバー仕立てのコートは、この冬の主役アイテム。表裏それぞれのベージュの濃淡は、染色を施さず、無染色のウールを使用することで、ウール本来の美しい風合いを生かしています。肌触りがよい希少なウールでありながら、染色による環境汚染が無いため、上質なしなやかさと地球にやさしい要素を両立。「エブール」らしいサステナブルな素材です。柔らかなラムレザーのパイピングをアクセントに。ウエストベルトにはパイピングと同色の細いレザーの丸紐をつけ、ポイントにしています。インナーには同じトーンのニットを合わせて、女性らしい柔らかなニュアンスにまとめるのがおすすめです」。

「続いてご紹介するのは、ワードローブにぜひ追加していただきたい、セットアップとしても使える同素材コーデ。ボウタイブラウスは、細番手のウールで織られたドライタッチな肌触りが心地よいアイテム。後ろ開きファスナーのハイネックの上から、サイドに向けてボウタイを垂らし、あえてシアーな素材感を際立たせると、重くなりがちな冬のおしゃれにフレッシュなムードを呼び込みます。ジャケットとの相性も◎。スカートは、前後中心に深いタックを寄せ、ふんわりとした柔らかなフォルムに。ニットと合わせれば素材のコントラストを一層楽しめますよ。裾のフリンジのディテールが、コンサバにならないこなれ感を演出」。

「こちらは、上質なウール糸をなめらかなスムース組織に編みたてたニットのセットアップスタイル。ほどよいハリ感のあるイタリア製メリノウール生地は、体のシルエットを拾いすぎず、ニットならではの体のラインを美しく見せる効果があります。クルーネックのトップスは、ボリューム感はそのままに、肩幅を少しコンパクトにすることで、アウターのインにも最適なシルエットを実現。スカートは、ウエストから腰回りは少しすっきりと、裾に向けて編みで全体的にフレア感を出しています。トレンドのブーツと相性が良く、セットアップでクラシカルなスタイリングを楽しみたいですね」。

「このセットアップスタイルは、細いウールの原毛から織られた糸を加工した、美しいツヤのある生地で仕立てたアイテムを使用。トップスは、大きなカッティングのキーネックにボックスシルエットのゆったりした身頃のバランスが良く、中にTシャツなどを入れてセーターのように着こなすのがおすすめです。スカートは、巻きスカート風のデザイン。ウエストにディテールがあるので、薄手のニットやブラウスなどをインしてもポイントになります。どちらもほどよい生地の膨らみと暖かさを備えており、セットアップで着ればワントーンのこなれた着こなしを叶えます」。

「コーディネートいらずで一枚で様になる新作ワンピースも要チェック。このフランネルシャツワンピースは、細番手のカシミヤ混の糸を、高密度に織り上げたハリ感のある生地で端正な顔立ちに仕上げました。スタンドカラーとカフス双方にフリルを施した甘いディテールと、凛としたメンズライクなチョークストライプ柄生地を掛け合わせることで、洗練された大人の女性らしさを引き立たせるデザインに。今年らしく、ロングブーツで合わせるとさらにエレガントにきまります」。

「最後にご紹介するのは、一枚で目を引く存在感のあるニット。カシミヤ混のウールをケーブルニットに編み立て、袖口とネック周りには配色のラインを加えたこのアイテムは、ゆったりとした大人の優雅さを漂わせます。風合いが感じられるように、袖の編み出し部分は身頃と編み方を変えて変化を。Tシャツなどと合わせて、抜け感のあるコーディネートを楽しみたいですね。他にも、「エブール」の秋冬コレクションには、思わず触れて、包まれたくなるような素材や美しく見えるパターンのアイテムが盛りだくさん。袖を通したときに気が上がる喜びを、ぜひ体験してみてください」。