2020.10.6

ふわりと巻いて季節を楽しむ「アソース メレ」の極上ストールが到着

By　「アソース メレ」ディレクター　大谷 繭子さん

“極上の素材をデイリーに”をコンセプトにした、日本発のストールブランド「アソース メレ」。日毎肌寒くなってくるこれからの季節に、身につけるたびに心地よさを感じる同ブランドのストールは欠かせません。2020年秋冬は、“re nature”をテーマに、やさしいカラートーンのアイテムが登場。「アソース メレ」ディレクター、大谷 繭子さんによる解説を参考に、早速チェックして。

「土壁、石、白砂、野生のグリーンといった自然界に存在する素材の色味を切り取り、極上のカシミヤやウール、アルパカ素材と合わせることで絶妙な雰囲気が生まれました。さらに今シーズンは、糸の原料そのものが持つ魅力を引き出せるよう、繊細なカラー演出にフォーカス。クラフトマンの手仕事の温もりを感じながら、モダンに溶け込む洗練されたアイテムをお楽しみください」。

「まずご紹介するのは、寒暖差の大きい内モンゴル自治区で育った稀少なフタコブラクダの毛であるベビーキャメル素材を用いたスペシャルなストール。繊細な素材の持ち味を生かすため、通常はコートに使う特殊なビーバー仕上げを施し、まるでファーのような艶やかでリュクスな毛並みと繊維の柔らかさを引き出しています。裾にはエコスエードフリンジをあしらい、アーバンエスニックな雰囲気に。カラーラインナップの中でもナチュラルは、フタコブラクダの中で特に稀少なホワイトキャメルを無染色で使用。そのため、染めによる生地の収縮が少なく、ふっくら柔らかな手触りを感じていただけます。半袖Tシャツや薄手ニットでは少し肌寒く感じる秋口に、ポンチョのようにまとったり、ジャケットやカーディガンといったライトな羽織りの上から巻いたり。さらに季節が進んだら、トレンチコートや厚手のウールコートのレイヤードとしてもベストマッチ。とても汎用性の高い一枚です」。

「アルパカ素材の中でも約2％しか採れないペルー産ベビーアルパカのストール。大判にもかかわらず驚くような軽さと、カシミヤに引けを取らない暖かさが魅力です。コートで用いるビーバー加工を施してシャギー感を表現しています。まるでリアルファーのような質感で、厚みもほどよく、巻いてもまとってもあしらいやすいボリューム。ベーシックなストールとして末長くご愛用いただけるでしょう。今年はニュアンスカラーが増え、より繊細なムードで展開しています」。

「こちらも上記と同じペルー産ベビーアルパカを用いたストール。驚くような軽さと暖かさ、ビーバー加工でファーのような質感に仕上げた表面は同様に、無造作に巻いてもサマになるリバーシブル仕立てに仕上げています。ボリュームと肉感がしっかりとあるので、ラフに羽織ってもなんとなく決まるのがうれしいポイント。色の透明感とカラーの奥行き、裏面がさりげなく見えたときのニュアンスも素敵な一枚です」。

「秋冬シーズンの定番人気であるスポンディッシュウールストールを、贅沢にもカシミヤ素材で作りました。内モンゴル自治区の中で最良のカシミヤ産地として知られるアラシャン地域に生息するカシミヤ原料を使用。原料の持ち味を最大限に引き出すために、繊細なニット用の糸をゆっくりと織り上げることで、ふかふかのスポンジのような不思議な弾力を生み出しています。スポンディッシュウールと比べて落ち感があるので、より首元に巻きやすく、重量のあるコートと合わせてもスタイリッシュになじみます。クラシックに転びがちなカシミヤストールですが、スーパーロングに仕立てているので、ニット×デニムといったプレーンな組み合わせにもマッチし、巻くだけで旬のスタイルに。まさにニューベーシックの名品ともいえるリュクスな一枚です。涼しさを感じ始める初秋には、軽いアウターとして羽織るなど、長いシーズン愛用できます」。

「限りなくストレスがない特別な放牧環境でゆったりと育った羊の毛からのみ作ることができる、とても希少な糸を使ったウルトラファインラムエアリーバスケットストール。ふっくらと柔らかく、まるでカシミヤのようなとろみ感がありながら、カシミヤでは表現することができないほどの軽やかさに驚く、注目の新作です。タイトに巻いてもバランスよく収まるので、テーラードジャッケットやレザージャケットといったミニマルなアウターの首元にキュッと巻いたり、写真のようなロングシャツやロングカーディガン、長い丈のコートになじませたりと、取り入れ方も自在。ライトグレー、オートミールは無染色のため、よりふっくらなめらかな手触りです」。

「毎シーズン根強い人気を誇るミドルゲージカシミヤニットストール。最高のカシミヤが採れる産地として知られる内モンゴル・アラシャン地域に生息するカシミヤヤギの毛を糸にし、ゆっくりと時間をかけて旧式編み機で編み立てることで、糸のやさしいふくらみや、素材そのものの柔らかさを際立てています。今シーズンもベージュグラデーションの美しさにはこだわりが。さらに展示会では、スタイリストやエディターの方に新色のオリーブカラーが好評でした。マニッシュなコートの首元にぐるっと巻くだけで女性らしい雰囲気に仕上がり、アウターのデザインも選びません。表面を起毛せず素材のよさだけでストールの柔らかさを実現しているため、毛玉になりにくく、値段は張りますが大事にブラッシングして使えば極上の風合いが続く、まさに一生もののストールです」。

「前出のスポンディッシュウールストールのスポンジライクな不思議な質感を失わないように、糸量を調整しながら長さを短くし、より首元に巻きやすくしたストールです。ベーシックなニットにただ一重に巻くだけでも雰囲気たっぷり。ルックのように無造作にアレンジするなど、巻き方によって多彩な表情が出せるので、一枚持っておくと本当に便利です。フリンジと長さを生かしてシャツドレスの肩から掛けるだけでもロング＆リーンなシルエットでスタイルアップを実現。昨年大好評を博し、即完売となったピンクカラーは、オフィシャルオンラインストアと限られた店舗限定販売ですのでぜひお早めに」。