2020.9.15

計算されたモードな一足を手に入れて。「ロートル ショーズ」で秋冬の足元をブラッシュアップ

By　「ロートル ショーズ」セールス担当　稲見 翔子さん

リブランディングして大注目の「ロートル ショーズ」から、2020年秋冬シーズンの新作がお目見え。洗練されたエレガンスとダイナミックさを兼ね備えたコレクションは、毎日の着こなしに活躍する実用性も魅力です。同ブランドのセールス担当、稲見 翔子さんの解説を参考に、早速チェック開始！

「小さな家族経営のビジネスとして1959年にスタートしたボッカチーニ社は、エレガントなデザインとエキゾチックなレザーを使用したアイテムで人気を博してきました。「ロートル ショーズ」は、同社のオーナー、アルフレッド・ボッカチーニが1987年に立ち上げたブランド。“The Other Thing（ほかとは違うもの）”を大切に、ユニークなアプローチでシューズを作り続けています。2019年3月にはリローンチしてロゴも一新。新しいクリエイティブディレクターに、ミラノ出身の天才的なセンスを持った若き注目クリエイター、ニコロ・ベレッタ氏を迎えました。マノロ・ブラニクにも認められた氏は高い評価受ける逸材で、今回の大胆なリブランディングも業界内で多くの注目を得ました。今季は、アーバンなライフスタイルを送る力のある女性をイメージし、履き心地のよさも持ち合わせたコレクションを展開しています」。

「まずご紹介するのは、今季の新作である金具をモチーフにしたショートブーツとローファー。バッグについているかのような大ぶりの金具は、実際に開閉も可能な遊び心あふれるデザインです。ショートブーツの筒はやや細めでエレガントな佇まい。ミモレ丈スカートやロングスカートとスタイリングして、きれいな筒回りを見せて歩いていただきたいですね。ローファータイプは、オフホワイト×ゴールドの金具がスタイリングのポイントに。どこかメタルロックなディテールが、スクエアトゥで際立ちます。お手持ちのローファーコレクションにぜひ加えていただきたい一足です」。

「ニコロ氏がクリエイティブデザイナーになり定番となったアイコンモデル“クイーン”。フラットシューズに女性らしさが立ち上がる、フリルをアッパー全面に施したデザインです。今季らしいスクエアトゥにメダリオンのキャップトゥをプラス。フリルの下には柔らかい羊革のあて革も付いているので、履き心地も抜群です。ガラス加工をした特殊なレザーは、少しムラ感のある絶妙な仕上がり。シーズンレスで大活躍間違いなしです」。

「「ロートル ショーズ」の定番であるニーハイブーツにもご注目を。8cmのヒールは太めで、さらにゴム張りをしているため安定感が抜群。サイドから見えるYのステッチデザインが、脚長効果をもたらします。柔らかな羊革を使用することで、ストレートのシルエットはもちろん、ブラウジングさせてひざ下丈で履くこともできる2WAYタイプに。細すぎず太すぎない筒は、ジップ無しで足入れでき、360度どこから見ても美しいフォルムをキープします。大胆にスリットが入ったスカートやワンピースなどとスタイリングしていただきたいですね」。

「定番の5cmヒールのひざ下ロングブーツは、ロートルらしい控えめなキトゥンヒールが可愛らしい印象。こちらも履く際にはそのまますっぽりと足入れでき、きれいなフォルムをキープします。脚を長く美しく見せるポインテットトゥが、スタイリングをクールにアップデート。バックスタイルのプルトップが実用性とデザイン性を兼ねそろえており、冬本番のシーズンまでに手に入れたい一足です」。

「最後にご紹介するのは、スクエアトゥからヒール、インソールにまで、すべてにキルティングを施した贅沢なアイテム。特にインソールのキルティングはデザイン性のみならず、コンフォタブルな履き心地も実現しています。表情あふれるふっくらしたキルティングは、シンプルなスタイリングに映えること間違いなし。ほどよいボリューム感とクラシカルなデザインでシーズンムードを高め、足元を一気に華やかにします」。