2020.9.6

ジーンズをはいて、心も体も軽やかに。新カラーが加わった注目デニムブランド3選

By　「ゲストリスト」セールス担当　高橋 寿絵さん

いつのシーズンも、ワードローブで重宝するのがデニム。ブランドごとの色やシルエットを楽しんで、さまざまなスタイルに活躍させたいですよね。そこで今回は、エル・ショップで大人気の「アッパーハイツ」「レッドカード」「ヘルシーデニム」から、今季注目のNEWカラーや鉄板モデルなどをピックアップ。3ブランドを取り扱う「ゲストリスト」のセールス担当、高橋 寿絵さんによる着用画像とともにご紹介します（高橋さんは身長166cm、着用サイズは25）。スタイリングの参考にしてくださいね。

【アッパーハイツ / upper hights】
「今シーズンは“American　Composite”をテーマに、90年代のカジュアルを現代に落とし込んだコレクションを展開しています。人気のPLATINUMやSTEELといったグレー系に加え、ETAIN、BRONZE、ETOPEなどのブラウン系も充実し、「アッパーハイツ」ならではの絶妙な色合いをお楽しみいただけます」。

「ほどよく深めの股上とすっきりとしたシルエットが特徴の“THE STELLA”は、「アッパーハイツ」で一番人気のスリムテーパード型。カラーは、ETAINにグレーをトッピングした特注のグレージュ色ETOPEです。ETAINの赤みが消えたことで、ぐっときれい目な印象に。ゆったりとしたニットでリラクシーに着こなすのはもちろん、ジャケットスタイルにも好相性です」。

「“THE JESSICA”のハイライズフレアデニムは、ヒップと太ももにゆとりを持たせ、膝にかけて細くなり、裾にかけてきれいに広がるフレアシルエット。素材は、しっかりとした生地の肉感と優れたストレッチ性を兼ね備えたもの。バイオストーン加工で古着のような当たり感を表現しつつ、生地のハリを取り、体にふわりと沿うようなこなれ感も引き出しています。膝位置を通常より高い位置に設定したことで、脚長効果も実現。裾に入れたダメージ加工もアクセント」。

「“THE LADY”は、腰回りにゆとりのあるボーイフレンドデニム。ストレッチ性としっかりとした生地の質感を兼ね備えた生地に、製品染め（硫化染め）とバイオストーン加工を施すことで、はき慣れているかのようなこなれ感を演出しています。すっきりとしたテーパードシルエットは、どんなアイテムとも合わせやすく、一本持っておくと便利ですよ」。

「デニムとは一線を隠すドレッシーなウェアにもご注目を。こちらは、胸元から広がるたっぷりのギャザーが特徴のマキシキャミワンピース。独特なとろみと落ち感、ナチュラルなビンテージ感をもつ生地が、ドラマティックなムードを演出します。肌なじみがよくシワになりにくいので、旅行などにもぴったりです。後ろにゴムと紐が通り、ちょっとしたサイズの調整が可能。両脇にはシームポケットが付いています」。

【レッドカード / RED CARD】
「今季は原点回帰をテーマに、オーセンティックな「レッドカード」らしいビンテージコレクションを展開しています。ブラック系デニムをお探しならここにあり！　新色ivoryにもご注目ください。そして、まだ暑さの残る晩夏には、はき心地抜群の軽量デニム“City”にぜひトライを！」

「ちょうどよいゆとり感と美脚シルエットが特徴の万能モデル“Anniversary”。腰にゆとりを出し、裾に向かってはゆるやかにタイトになるテーパードラインは、どんなスタイルの方にもマッチしやすいです。なかでも初登場のアイボリーカラーは、今シーズンぜひ取り入れたいトレンド色。茶系カラーのトップスとベストマッチなので、試してみてください」。

「毎年人気のコーデュロイパンツからは、Kiwiと名付けたグリーンが登場。光の加減によってブルー系にも緑系にも見える絶妙なカラーは、いつものデニムスタイルをモダンにブラッシュアップしてくれます。形はトレンドのフレアですが、あえて膝は絞り過ぎないことで大人もはきやすいシルエットに」。

「綿とポリエステルを使用したノンストレッチデニムの“City”は、定番の一本として。軽量で肌触りがよく、なおかつ吸水速乾性に優れている点も特徴です。とにかくはき心地が抜群で、「夏にデニムは暑くていや」という方にも、「軽いデニムを探している」という方にも、ぜひ試していただきたいですね。スリムテーパードシルエットは、股上しっかり目のミッドライズ。腰回りはゆったりとしており、裾にかけてしっかりとシェイプされたラインが美脚を叶えます」。

【ヘルシーデニム / Healthy DENIM】
「2020年秋冬のテーマは“Dramatic Silhouette”。ただ単にオーバーサイズなだけではなく、細部にまでこだわったディテールが女性らしさを生み出しています。特におすすめなのが、オーバーサイズのシャツ。大きめのサイズなので、ウエストを絞ったり、羽織として着たりと、コートを着るまでの肌寒い期間に重宝しますよ」。

「ブランドの大人気商品でもあるビックシルエットシャツ。ストーンウォッシュによりしっかりと生地をやつれさせているので、厚手のわりに柔らかな着心地です。シャツの中で体が泳ぐようなムードを演出でき、シャツとしてはもちろん、アウターとしても応用が効きます。今シーズンは、共生地のベルトを付け、さらに幅広いコーディネートが可能に！　（アウター風に羽織ったモデルは156センチ、Sサイズ着用）」。

「ビッグシャツ“Almond”のコーデュロイバージョンがこちら。裾がフリンジ仕上げになっており、さりげない遊び心が感じられます。こちらにも共布ベルトが付いているので、ウエストにメリハリをつけて着こなすことも可能。ざっくりと羽織れば、こなれ感のある秋のアウターとして活躍します」。

「こちらは、今シーズンいち押しのコーデュロイパンツ。ストレッチ入りのコーデュロイ生地を、絶妙なニュアンスのベージュカラーに仕上げています。裾はフリンジ仕様でストレートフィット。秋冬にチャレンジしたいニュアンスカラーのトータルコーディネートにぴったりの一本です」。

「“Lime”は、スキニー寄りのスリムテーパードデニム。これからのシーズン、トレンドのロングブーツにインしたり、レギンス感覚でレイヤードコーデに合わせたりと、何かと便利なアイテムです。足のラインは細いですが、ストレッチが抜群に効いた生地のためストレスフリーなはき心地。先に紹介したオーバーサイズのシャツと合わせれば、コントラストが出て着やせ効果もアップ」。