2020.3.28

デイリーに楽しむリラックスモード。爽やかな季節にまといたい2ブランド

By　「アウラ アイラ」「アウラ」プレス　塚野 真奈実さん

トレンドをうまく取り込んだデザインと手に取りやすいプライスが魅力の「アウラ アイラ」、そしてメイドインジャパンのクオリティにこだわった「アウラ」。どちらも着る人の個性を引き出すアイテムにファンが多いブランドです。2020年春夏コレクションも、シャツドレスやプリーツパンツ、ジャンパースカートなど、大人の上質なリラックスモードにぴったりなウェアが多数登場。今回はそのおすすめの着こなしを、プレスの塚野 真奈実さんがご紹介します。

「何気ない日常に色どりを添え、心を豊かにする。「アウラ アイラ」は、そんな着る人に寄り添うブランドです。今シーズンは“バカンス”をテーマに、輝く紺碧の海とオレンジ屋根の旧市街、サントロペをイメージ。日常から解放されたリゾートリラックスモードを、ルーズフィットなシルエット、カッティングをいかした変形ネックやスリーブ、コンフォートなセットアップ、イレギュラーヘム、レトロなフィルムのような褪せたカラーで表現しています」。

「まずご紹介するのは、アウターとしても使えるシャツワンピースをさっと羽織ったルーズコーデ。落ち感のある柔らかな素材は肌触りがよく、控えめな透け感が大人っぽい雰囲気を醸し出します。ルーズでも広がりすぎないシルエットは、ベルトでウエストマークするとメリハリ度がアップ。一枚で着用するのはもちろん、ルックのようにプリーツパンツを合わせると旬っぽい着こなしに仕上がります。着まわしやすく、春先から真夏まで大活躍間違いなし！」

「こちらは、シャツワンピのコーデにも使ったパンツにプルオーバーを合わせたスタイル。パンツは、トレンドのワイドパンツにプリーツを落とし込み、ルーズなシルエットながらも繊細な女性らしさをプラスしています。ラフにカットソーを合わせてもほどよいきっちり感が出るので、クローゼットにあると重宝するはず。プルオーバーは、オーガニックコットンを使用。サイドにスリットが入っており、ワイドボトムとの相性も抜群です」。

「「アウラ アイラ」の人気アイテム、ワンショルダージャンパースカートにデイリーに使いやすいホワイトデニムと、トレンドを詰め込んだキャッチーなストライプ柄の新型が仲間入り。インナー次第であらゆるシーンに活用でき、カジュアルにエレガンスを楽しめる優秀アイテムです。ルックでは、ジャンパースカートを主役に、着まわし万能なリブニットをコーディネート。歩くたびに揺れるシルエットも魅力です」。

「可愛らしさと上品さを兼ね備えたティアードワンピースに、レースブルゾンをコーディネート。ワンピースは生地の控えめな光沢が大人っぽいムード。すっきりとした落ち感はシルエットが広がり過ぎるのを抑え、歩くたびに魅力的な佇まいを演出します。ブルゾンは、一着で2通りに着こなせるリバーシブル仕様。表情のあるレース素材はエレガントな雰囲気を、サテンはクールな印象を加速させ、まったく異なるスタイルが楽しめます。立体的に設計した袖のシルエットもポイント」。

「季節の変わり目に重宝するのが、保温性が高いサーマルシリーズ。トップスは、遊び心のあるアシンメトリーシルエットと、スリット代わりになる肩のボタンがアクセント。身幅はゆったりめのオーバーサイズで、ウエストには取り外しのできるベルトがついています。ロングボトムとコーディネートしてもメリハリのあるシルエットを楽しめますよ。ワンピースは大胆なフレアライン。背中が大きくあいたバックシャンデザインがカジュアルになり過ぎない、絶妙な女性らしさを感じさせます」。

「こちらは、大胆なグラデーションが目をひくマキシスカートを主役にしたコーディネート。甘くなりがちなティアードスカートも、デニム素材をチョイスすることで、ほどよくカジュアルダウンできます。ティアードスカートならではのふんわりしたシルエットが華やかなアクセントに。トップスは、今の季節にぴったりなさらりとしたテープヤーンニット。広めに空いたバックスタイルやドルマンスリーブがコーディネートに抜け感をプラスしてくれます」。

「こちらのジャンパースカートは、斜めに入ったティアードデザインが特徴。ざっくりと開いた胸元で子どもっぽくならず、落ち感のある柔らかなデニム素材がすっきりとしたシルエットを生み出します。インナーによってがらりと雰囲気が変わるため、シーンに合わせてスタイリングが楽しくなるはず。ルックのようにシンプルなインナーを合わせてもサマになりますよ」。

「「アウラ」はラテン語・イタリア語でオーラ、輝きという意味。しなやかで凛とした強さをもち、着る瞬間の高揚感や、肌で感じる心地よさを大切にしながら、個々の魅力を引き出すアイテムを提案しています。メイドインジャパンのクオリティにこだわった素材やパターンも特徴です。今シーズンは“アーバン ネイティブ”をテーマに、ネイティブアメリカンスピリットをイメージ。自然崇拝を行い、独自の精神文化をもつなど、近代以降の文明化社会にある人間が忘れがちな自然と調和を重視する精神にインスパイアを受けています」。

「このシャツ感覚でさらりと羽織れるシャツジャケットは、存在感のあるポケットなど、細部にこだわったワークディティールがポイントです。裏地のないコットン素材はデイリーユースにぴったり。風合いのある洗いのかかった素材感やメンズライクなオーバーサイズが、レディなアイテムとのコーディネートに抜け感をプラスしてくれます」。

「こちらは、レザーのストラップでエッジを効かせたジャンパースカート。リネン調の涼しげな素材が見た目にも爽やかで、大胆なアシンメトリーデザインが歩くと揺れる美しいシルエットを生み出します。ルックのようにシンプルなインナーを合わせるとデザインが一層際立って。こなれ感のあるコーディネートを楽しんでください」。

「ブリーチ加工を施した表情のあるカラーがポイントのコットンニット。ショート丈なので、ロングボトムとも相性がよく、裾のベルトでシルエットを調節することも可能です。さらりとしたコットン素材は着心地抜群で、今の季節にぴったり。プレーンなデザインが多いニットアイテムだからこそ、色とデザインでスタイリングに差をつけて」。