2019.8.31

心まで温まる極上ストールの新作。「アソース メレ」のNEWコレクションがお目見え

By　「アソース メレ」ディレクター　大谷 繭子さん

美しい発色と心地よい肌触りにファンが多いストールブランド「アソース メレ」。2019年秋冬コレクションは“Back to Basic”をテーマに、ベーシックながらも今の気分を感じさせるアイテムを展開しています。ハイクオリティな素材を用い、職人による最高の技術によって仕上げられた一枚は、ふわりと巻くだけでこの上ない気分に。同ブランドのディレクター、大谷 繭子さんの解説を参考に、早速マークして！

写真左から
※左から3番目（グリーン）は取り扱いなし

「みなさまからご好評をいただいている春夏のベルギーリネンフリンジストールに続き、今シーズンはぐっと“優しさ”をテーマにしたラインナップに。極上の素材のぬくもりは身につける人に優しく、地球に優しい。サスティナブルなものづくりという点で、あえて設備投資の進んでいない旧式の織機を大切に、メンテナンスをかけながらゆっくりと生産をしています。部品は新たに生産がされていないので、壊れた他の織機から流用してリユース。このような取り組みによって、ムードのあるストールづくりという目的以外にも、日本の職人による古き良きものづくりの技術を大切にし続けるというサスティナブルな側面を持っています」。

「肌寒い季節に大活躍するのが、たっぷりと包まれる感覚が気持ちいいボリューミーなストール。ウールの中でも最上級のエクストラファインラム素材のみを使用し、Wフェイス仕様にすることでスポンジのような柔らかで張り感のある不思議な質感に仕上げました。繊細なセーター用の糸を、古い織機でゆっくりと織っているため空気をはらみ、大きなサイズ感に比べて驚くほど軽やか。コートいらずの暖かさのため、ぜひアウター感覚で、すっぽりとくるまってみてください」。

「こちらは、上のスポンディッシュウールストールと同じく、スポンジのようなふかふかの質感と、チクチクしないなめらかなウールの肌触りはそのままに、さらに普段使いしやすく仕上げたアイテム。首に巻くときの巻きやすさを考えて糸量を調整し、フリンジは大胆に長く、丈はやや短くしました。身長が高くない方や、よりベーシックなファッションを好まれる方に身につけやすいサイズ感です」。

「昨年、ご好評をいただいたカシミヤニットファーストールは、さらに毛足の質感とツヤ感がグレードアップ。熟練の職人が一点一点毛並みを整えリアルファー風のタッチを表現することで、まるでコートのような暖かさを叶えました。標高4000m以上の高地で採れる、柔らかくしっとりとした極上のカシミヤ素材のみを厳選。寒い冬も快適に過ごせる心強い一枚です」。

「アルパカ素材の中でも2％ほどしか採れないペルー産のベビーアルパカのみを使用。ストールは大判ながら、驚くような軽さとカシミヤ以上の保温性が魅力です。コートで用いるビーバー加工によってシャギー感を出し、表面をファーのような質感に。繊細なビーバー加工による仕上げは高い技術を要するため、ストールのように柔らかな糸で生産できるのは世界でも数カ所のみと限られています」。