2018.4.24

日本の伝統と技術が支えるモノづくり。「ネストローブ」のリラクシングなリネンウェアに注目

By　「ネストローブ」海外事業部 ディレクター　山本 美智子さん

「ネストローブ」は1950年創業の自社工場で、糸、織り、縫製、染色や加工に至るまで妥協することなく、上質なモノづくりを行っているブランド。天然素材にこだわり、特に、高品質のリネンウェアは通年で多くの方に支持されています。お手入れも簡単で、独特のさらりとした肌触りが心地よいと定評があり、梅雨時期や暑い夏にもぴったりです。着込むほど、そして洗い込むほどに身体になじみ、時間をかけて自分だけの一着に育てる楽しさを堪能できる「ネストローブ」。今シーズンは“WINERY”をテーマに、同ブランド海外事業部ディレクターの山本 美智子さんがその魅力を徹底解説！

>>水撚りリネンデニムキャミワンピース
>>水撚りリネンデニムTブラウス
「国内のごくごく限られたファクトリーのみで作られる、特別なリネンを使ったアイテムを重ね着したスタイリング。“素材を着るという贅沢”、そんな言葉がぴったりです。糸を水で濡らしながら撚りをかける水撚り（みずより）という糸で織りあげた生地は、立体感のあるとても豊かな素材に仕上がります。機械ではできないため、作業効率が非常に悪く、限られた生産者のもとでしか作れない希少性の高いリネン糸です。もともととても柔らかなタッチですが、着込み、洗い込むとさらに柔らかさが増します」。

>>リネン天然染めアシンメトリーギャザーワンピース
>>リネンハイカウントシャツ
「可憐なアシンメトリーデザインのリネンドレス。今回は、特別に北フランスの老舗紡績工場で紡いだ糸を使用。その糸を日本で織り、縫い、染めています。シルキーでなめらかに織り上げた生地は、シーズンテーマ “ WINERY” を反映した天然染めの色合いも魅力のひとつ。ロゼワインがイメージソースで、幾重にも重なる花びらが優雅なオールドローズで染めました。リネンハイカウントシャツは、リネンの極細の糸を超高密度に織り上げた特別な生地でつくりました。ボタンは、茶蝶貝から削り出した上品なピンクのシェルボタンを使用し、全体にカラーをなじませています。こだわり抜いた素材で作ったアイテムは、マイヴィンテージにする楽しみがあり、何十年とお付き合いいただきたい特別なアイテムです」。

>>リネンガーゼチェックロールネックワンピース
>>水撚りリネンフレンチワンピース
「ふっくらやわらかなタッチのリネンガーゼ素材で仕立てたワンピースを、ドライタッチでシャリ感のある水撚りリネンワンピースに重ねたスタイリングです。リネンガーゼワンピースは、「ネストローブ」別注素材を使用した、衿のデザインがポイントの一着。前後で着られる2way仕様です。美しく雰囲気のよいショルダーラインもこだわりました。水撚りリネンワンピースは、素材感を楽しんでいただくため、ディテールを極限までそぎ落としたシルエットに。鮮やかなレッドは、重ね着アイテムとしてもよく映えます」。

>>リネンペーパー2wayワンピース
>>水撚りリネンフレンチワンピース
「タテ糸にリネン、ヨコ糸に和紙を配した新感覚の素材を使用したワンピースは、ガーゼでありながらパリッとしたタッチを追及し、薄さと軽さ、同時にハリ、コシのある独特の風合いが特徴です。前後で着られる2way仕様なので、フレンチスリーブのシンプルなワンピースとしてはもちろんのこと、カシュクールワンピースとしても◎。また羽織としても着用できるので、コーディネートのバリエーションが広がります。ドライタッチな2つのワンピースを重ねた清涼感のあるスタイリング（写真右）がおすすめ。透過性があるので、インに鮮やかなカラーのアイテムを合わせると、コントラストが美しいコーディネートになります」。

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