2018.3.3

この春、注目！　新鋭TOKYOブランド「イレーヴ」から新作ウェアが到着

By　「イレーヴ」デザイナー　田口 令子さん

そろそろ本腰を入れて春のおしゃれをリサーチしたいシーズン。注目の新鋭TOKYOブランドはぜひともチェックしたい！　エル・ショップにニューオープンの「イレーヴ」は、長年、ウィンメンズウェアの業界でキャリアを積んだ田口令子氏が、2018春夏よりスタートした話題のブランド。服の基本を大切に、素材の質感、シルエット、仕立てにこだわり、上質とシンプルを徹底しながらも、今の気分を表現した服は、トレンドを楽しみながらも時を経ても愛することができるワードローブを作りたいと願う、真のおしゃれ好きの心をとらえること間違いなし。デザイナーの田口 令子さんの解説を参考に、細部にまでこだわりが光る極上ウェアをチェック。

>>トレンチコート
「女性のクローゼットに必ずあるアイテムだからこそ細部までこだわった不変的なトレンチコートを目指しました。表地は超長綿のスーピマ糸で、撥水性のある生地を使用し、ライナーは保温性を重視したラムウール混のオリジナルストライプを使っています。襟、ベルトは経年変化に耐える構造を採用。ライナーの端はグログランテープで始末し、細部まで丁寧に作られた一着は、袖ベルトを絞ってたくし上げて着るのがおすすめです」。

>>ハイカウントツイルブルゾン
>>フィンクスコットンスカート
「コンパクトなG9型のブルゾンとボリュームのあるロングスカートを合わせたコントラストのあるコーディネートは、女性のためのワークウェアスタイリング。ペーパーライクな風合いのコットンは、高密度に織り上げた後バイオ加工を施して風合いを出しています。ブルゾンはG9型をベースにサイジングや肩、袖のシルエットを再構築し、裏はグログランテープを使用するなど、細部までこだわりました。ロングスカートは、フロントがフラットな構造に対し、ヒップからウエストのバックシェイプが女性らしいハイウエストのAラインシルエットです。素材はエジプトの超長綿フィンクスコットンを高密度に織ったあと、洗いをかけたような加工をしており、良質な糸の光沢と加工のこなれ感がポイントです。カジュアルさと女性らしさを合わせもった一枚です」。

>>オーガニックコットンニットカーディガン
>>オーガニックコットンニットプルオーバー
「ベーシックなアイテムだからこそ素材や仕立てにこだわった、ドロップショルダーのプルオーバーとゆったりしたロングカーディガンです。手積みされたエジプトの超長綿ギザコットンのオーガニック原料をイタリアで紡績、染色した原料を使っているので、とても滑らかな優しい風合いが特徴です。プルオーバーとセットで着こなすのもおすすめです」。

>>ギザコットンブラウス
>>ギザコットンラップスカート
「五分袖のペプラムブラウスはリターンできるカフスと、スカートにイン、ワイドパンツにアウトにしても着られる便利なアイテムです。布帛であえてコンパトなシルエットを作っているので大きめサイズがおすすめです。ラップのイレギュラーヘムのスカートは、前がフラットなフレア、後ろが立体的なフレアになっているので、歩くと後ろ姿が美しい一枚。ハイウエストの設定で、打ち合い部分を片リボンで結ぶのが甘くならないポイントです。超長綿のギザコットンを高密度に織ってハリ感が出るようにした生地を使用しています」。

>>コットンツイードワンピース
「クラシックなツイードにTシャツのデザインとステッチを取り入れました。フリンジを一本一本職人がほどく手仕事と、Tシャツに使われるステッチを敢えてツイードに使用し、軽く仕立てるのは高い技術が必要です。クラシックなツイードとTシャツのカジュアルな視点を融合したアイテム。あえてサンダルやスニーカー、ミリタリーブルゾンを合わせてカジュアルに着こなすのがおすすめです。UKのツイード専用メーカーや、メゾンブランドも使用するLINTON社の生地を使用しています」。

>>「イレーヴ」すべてアイテムはこちら