秋冬物のセールも落ち着き、本格的に次の季節に向けてお買い物をスタートした方も多いのでは？ 今回は、真摯な“モノ作り”が高い評価を受ける東京ブランド「ザ リラクス」と「サイ」にフォーカス。オリジナル素材やこだわりのシルエット＆ディテールなど、着るほどに魅力が実感できる新作をご紹介します。バイヤーが厳選して買い付けた春夏物をぜひじっくりチェックしてください。
定評のあるウィメンズに加え、メンズも人気が急上昇中の「ザ リラクス」。春夏のテーマは“BRUNCH（枝）”。「2シーズン前の“BASIS（地面）”、前シーズンの“TRUNK（幹）”を発展させたテーマです。こだわりのパターンや素材など、ブランドのベースとなる揺るがない基礎の部分は前シーズンまでにある程度完成し、今季はそれをさらに進化させたシーズン。定番のモッズコート、パーカ、ワイドパンツが素材をさらに改良してお目見えしたほか、ミリタリーやアウトドアのテイストを盛り込んだアイテムが多数登場。なかでもいち押しは新型のフィールドジャケットです」（担当バイヤー／以下同）
英国のクラシックなテーラリングをベースに、素材とパターンにこだわり抜いたリアルクローズを提案する「サイ」。オリジナル素材のクオリティにはバイヤーも心酔。「ブランドの真骨頂といえる、生地とパターンの素晴らしさが感じられるコレクション。素材感の違いが少しわかりづらい春夏シーズンにあって、手にした瞬間から質のよさが感じられるのは長年オリジナル素材の開発を続けてきたサイならでは。特におすすめしたいのはモデルが着用したナチュラルリネンのコートや高密度のサテンブルゾンなど、春にぴったりな軽量アウター。人気のデニムアイテムにも新作が登場していますので、ぜひ注目を」
